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世界では営業停止が続く中、再スタートを切ったノルウェイの映画館

営業再開でも気は緩めず

新型コロナウィルスの世界的な蔓延で世界各国の映画館が営業停止に追い込まれている中、ノルウェイは映画館再開を果たした。

ノルウェイでは新型コロナウィルス感染防止策として3月12日から限定的なロックダウンを続けていたが、営業を禁止されていた映画館が約2か月ぶりの5月7日から営業を再開した。ノルウェイには211館の映画館があり、総スクリーン数は438。

但し、一つのスクリーンに対し、観客は50人までとし、各人の間は、最低1メートルのソーシャル・ディスタンスを設けるのがルール。

仮に館内のウィルス・レベルを上手くコントロール出来た場合、6月15日より一つのスクリーンに対し200人まで増やすとする案も出てきているそうだ。

革新的なインドア・ドライブインシアターの登場

首都オスロ近郊にあるドライブインシアターは雨に降られる心配のない革新的なインドアタイプ。縦7メートル×横18メートルの大きさのスクリーンとカーラジオ経由でストリーミングされるサウンドで楽しむ。一回の上映で100台の車が鑑賞でき一台あたりの鑑賞人数は5名まで。映画鑑賞券は一か月先までソールドアウト状態だという。

The Filmweb Drive In Kino

新型コロナウィルスのパンデミックが映画業界へもたらした影響は計りしれない。本編映画製作中止に始まり、完成した映画の公開へ向けた宣伝活動の停滞、多くの人が集まる映画祭も開催不可、映画館も営業停止に追い込まれている。映画興行界すべてが川上から川下まで全ての工程でロックダウンされたようなものだ。

助けられたこともある。それはストリーミングによる映画鑑賞だ。
今回、皮肉にもコロナ禍が映画のストリーミング鑑賞を助長するトリガーとなってしまった。

ただ映画製作には莫大な資金がかかる。それを短期で回収するためにはストリーミングだけでは不十分。やはり映画館の再興が必要なのだ。

世界の映画館の動向を今後も追って行きます。

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