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ロックダウン生活を脚本執筆で有意義に過ごしているスティーブン・ソダーバーグ

11年前の映画『コンテイジョン』が世界的なコロナ禍でまさかの再ヒットを記録しているスティーブン・ソダーバーグ監督

まるで予言の書のような映画を撮ったソダーバーグ監督の場合、コロナ自粛生活をどのように過ごしているのでしょうか? 興味深いところですが、ドン・チードル、ジョージ・クルーニー他豪華出演陣で製作される最新作『キル・スイッチ』がロックダウンで撮影中止となり、自宅で何をしたらよいのかを考えた末、気持ちを切り替えて脚本執筆の時間に充てたと言っています。

自分はライターではないが、今こんなに書いているのは、1985年の頃、子供時代から暮らしたルイジアナ州バトンルージュで映画界にコネも何もなく、脚本を書き続けていれば、その内誰かが読んで映画化できるんじゃないか?そんなことを夢見ていた無名時代以来だ。

スティーブン・ソダーバーグ

ロックダウンが始まってから6~7週間の間に3本の脚本を書き上げたそうです。1本はリライト、もう1本は『オーシャンズ13』の共同作家であるデビッド・レヴィーンのクライム・サスペンス小説『シティ・オブ・ザ・サン』の脚本化、そして、ソダーバーグ26歳の時の映画デビュー作にして、カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞、主演のジェームズ・スペーダーに主演男優賞をもたらした『セックスと嘘とビデオテープ』の続編の脚本を脱稿。同じ出演者は一切登場していない『フル・フロンタル』(2002)が、『セックスと嘘と~』の精神的な続編とされているが、コロナ禍を経て今回の続編ではどのようなストーリーとなるのか、映画化を心待ちにしつつ、今後もマークしていきます。

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