雪に閉ざされた街、満月の夜になると起きる惨劇を阻止するのは生真面目保安官 “ファーゴ・ミーツ・狼男”なドタバタ恐怖映画
満月の夜になると猟奇的な殺人事件が横行している雪に閉ざされた山間の小さな街、住民の間では狼男が人を食い殺しているという噂が独り歩きしはじめる。
連続殺人事件から人々を守ろうと立ち上がる保安官事務所の面々、保安官ジョン・マーシャル（ジム・カミングス）は、現実主義で生真面目すぎる性格から頑なに狼男の存在を否定、人間による殺人事件であると断定し、捜査を続けていた。
満月の晩、一人また一人と犠牲者が増えて行く中、保安官ジョンがとった行動とは？
前作『サンダーロード』（2018年）でもなぜか真面目過ぎる警官役で登場するジム・カミングス監督は今度も雪に閉ざされた街で満月の夜に起きる猟奇連続殺人事件で迷走する生真面目保安官役で主役を張る。
狼男による残虐なホラーシーンとは裏腹にまるでコーエン兄弟の名作『ファーゴ』を思わせるブラックでユーモラスに展開してゆくかなりズレた堅物男ジョンと街の人々とのやりとりの可笑しさが独特の魅力の作品。
ジム・カミングス監督主演最新作はこちら
『ウルフ・オブ・スノー・ホロウ』/The Wolf Of Snow Hollow（原題）』（2020年・アメリカ・1時間23分）
監督：
ジム・カミングス
出演：
ジム・カミングス、リキ・リンドホーム、ロバート・フォスター 他
©2020 Orion Releasing LLC. All Rights Reserved.
2020年10月9日 全米公開＆配信！
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【更新】2021年10月24日
