• HOME
  • Articles
  • BRAND NEW
  • ホロコーストを乗り越える希望の癒し『この世界に残されて』魂を救済する愛の物語
この世界に残されて、ナチス・ドイツ、ホロコースト、56万人ものユダヤ人が殺されたハンガリー、バルナバーシュ・トート、カーロイ・ハイデュク、アビゲール・セーケ、マリ・ナジ、カタリン・シムコー、バルナバーシュ・ホルカイ

ホロコーストを乗り越える希望の癒し『この世界に残されて』魂を救済する愛の物語

ナチス・ドイツによって56万人ものユダヤ人が殺されたハンガリー、心に傷を負った二人が寄り添い、再び人生と向き合っていく様子が叙情的に描かれる

©Inforg M&M Film 2019

戦争が終焉した1948年、ホロコーストを独り生き延びた孤独な16歳の少女クララは、誰にも馴染めずにいた。

そんなある日、クララ(アビゲール・セーケ)は寡黙な医師アルド(カーロイ・ハイデュク)に出会う。

ホロコーストの犠牲者だった彼に自分と同じ孤独を感じ取ったクララは父を慕うように懐き、アルドはクララを保護することで人生を再び取り戻そうとする。

だが、スターリン率いるソ連がハンガリーで権力を行使し始めると、再び世の中は不穏な空気に包まれ、二人はスキャンダラスな関係と誤解されてゆくのだった。


『この世界に残されて』予告編

Must Point:

今、ハンガリー映画が熱い!

各国の映画祭で注目され、近年ではハリウッド進出する映画監督も輩出している。

本作もホロコーストそのものを描いたその他多くの映画作品とは一線を画し、生き延びた人々に焦点を当てたという点で、今までにない愛と癒しの物語を紡いでいる点で世界的に評価が高い。


Awards:

  • 第92回アカデミー賞国際長編映画賞ショートリスト選出
  • ハンガリー・フィルム週間:最優秀男優賞、最優秀監督賞、脚本賞、作品賞
  • ハンガリー映画批評家賞:最優秀男優賞、最優秀女優賞、脚本賞

『この世界に残されて』(2019年・ハンガリー・1時間28分)
監督:
バルナバーシュ・トート
出演:
カーロイ・ハイデュク、アビゲール・セーケ、マリ・ナジ、カタリン・シムコー、バルナバーシュ・ホルカイ
©Inforg M&M Film 2019

2020年12月18日 シネスイッチ銀座 他 全国順次公開‼


VOIDセレクト! 今、旬のハンガリー映画3選:


サウルの息子(字幕版)


心と体と(字幕版)


ジュピターズ・ムーン(字幕版)

VOID RECOMMENDS