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  • 現在も続く世界共通の問題、“公害”に対し果敢にレンズを向けた世界的な戦場フォトグラファーのユージン・スミスと被害者である水俣病患者たちとの心の交流を描いた『水俣/Minamata(原題)』
アンドリュー・レヴィタス、ジョニー・デップ、美波、水俣、minamata

現在も続く世界共通の問題、“公害”に対し果敢にレンズを向けた世界的な戦場フォトグラファーのユージン・スミスと被害者である水俣病患者たちとの心の交流を描いた『水俣/Minamata(原題)』

LIFE誌の依頼で九州、水俣を訪れた写真家ユージン・スミスは、水俣病患者らと共に生活しながら取材撮影を行っていた。レンズを通して被告の企業チッソに敢然と立ち向かってゆく様を力強く描いてゆく。

©HanWay Films

1971年、ニューヨーク。
第二次世界大戦で戦場写真家としての実績を評価されたウィリアム・ユージン・スミス(ジョニー・デップ)。
だが、沖縄戦で歩兵と同行中に日本軍の砲弾の爆風により全身を負傷。

戦場での後遺症やアルコール中毒によりどん底状態となり、戦場写真家としてのキャリアからも身を退いていた。

だがある時、LIFE誌の編集者であるロバート・ヘイズ(ビル・ナイ)から極秘の依頼を受け、ユージンは日本の水俣へ赴くことに。

そこではチッソ社の過失と水俣病の被害が続いていた。

気さくな人柄のユージンは、すでに20年近く水俣病の被害に苦しんでいる住民たちの間に溶け込み、妻であるアイリーン(美波)と共にカメラだけを武器に水俣病の現状や市民たちの運動を記録していく。

1972年、チッソ工場を訪問した水俣市からの患者を含む交渉団と新聞記者たちが、チッソ社員らから暴行を受ける事件が発生した。

同行していたユージンもカメラを壊された上、脊椎を損傷し、片目を失明する重傷を負ってしまう。

それでもユージンは取材を続け、1971年から1974年まで水俣に滞在。



写真集 水俣

水俣での長き撮影記録を写真集に編纂したユージンの真摯で力強いメッセージを再び世界へ伝えるべく、主演のジョニー・デップ自らこのテーマを選び、プロデューサーとしてスタッフやキャストを集め、完成させている。


Minamata | Official International Trailer | In Cinemas 2021

New York, 1971. Following his celebrated days as one of the most revered photojournalists of World War II, W. Eugene Smith (Johnny Depp) has become a recluse…

『水俣/Minamata(原題)』オリジナル予告編

Must Point:

ジョニー・デップ自身も写真家でもあり、ユージンの写真には感銘を受けていたという。

さらに監督であるアンドリュー・レヴィタスもアーティスト・写真家でもあり、写真の道を熟知した者たちによる実在の名写真家についてのリアリティに溢れた作品となっている。

また、日本からは真田広之、浅野忠信、美波、國村隼、加瀬亮など錚々たる俳優陣が出演し、音楽は坂本龍一が担当。物語に深みを与えている。

本作は1970年代の水俣に近い風景の場所としてセルビアでも撮影が行われているが、その際に真田広之は自分の出番の撮影がない日も現場に赴き小道具に日本語を書いたり、諸々のチェックを行うなど全面的にサポートをしていたという。


『水俣/Minamata(原題)』(2020年・アメリカ・1時間55分)
監督:
アンドリュー・レヴィタス
出演:
ジョニー・デップ、ビル・ナイ、キャサリン・ジェンキンス、真田広之、浅野忠信、美波、國村隼、加瀬亮、羽田昌義、岩瀬晶子
©HanWay Films

2021年全国公開予定


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