マーベル・シネマティック・ユニバース最新作！禁断の呪文によって宇宙最大の危機が訪れる⁉︎ 時空を歪ませ無限の可能性が存在するマルチバースを誤って開いてしまった元天才外科医の魔術師ドクター・ストレンジが元の世界へと回復すべく奮闘する姿を描く。
Story:
元天才外科医であり、最強の魔術師ドクター・ストレンジ（ベネディクト・カンバーバッチ）。
時間と空間を変幻自在に操る彼の魔術の中でも、最も危険とされる禁断の呪文によって“マルチバース”と呼ばれる無限の可能性のある世界への狂気の扉が開かれた。
何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、ストレンジはかつてアベンジャーズを脅かすほど強大な力を見せたスカーレット・ウィッチことワンダ（エリザベス・オルセン）に助けを求める。
しかし、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。
さらに驚くべきことに、その宇宙最大の脅威は、もう一人のドクター・ストレンジだったのだ・・・。
Behind The Inside:
マーベル・シネマティック・ユニバース初のホラージャンルの作品
マーベル・シネマティック・ユニバース史上初のホラー・ジャンルの作品となった本作。
監督は、初期の映画『スパイダーマン』シリーズ３作品を手がけたホラー映画の巨匠サム・ライミが9年ぶりに商業作品のメガホンをとった。
監督のサムは、『スパイダーマン3』（2007年）のファンからの不評というトラウマのせいで、ヒーローものはもうこりごりと思っていたそうだが、映画『ドクター・ストレンジ』（2016年）で描かれたドクター・ストレンジというキャラクターが気に入っていたことと本作への監督オファーがあったことで再びファンの気持ちに向かい合ってみようと感じたのだという。
サムが手がけたトビー・マグワイア版『スパイダーマン』シリーズも1作目の公開から20周年ということもあり、本作『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス』の劇中で初期のスパイダーマン・シリーズへのオマージュともとれるシーンや登場人物の役名が登場するというからサム・ライミのイタズラを探してみるのも本作の楽しみ方の一つかもしれない。
『ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス/Doctor Strange in the Multiverse of Madness』（2022年・アメリカ・2時間6分）
監督：
サム・ライミ
出演：
ベネディクト・カンバーバッチ、エリザベス・オルセン、レイチェル・マクアダムス、パトリック・スチュワート、マイケル・スタールバーグ、ベネディクト・ウォン、キウェテル・イジョフォー、ソーチー・ゴメス、ジュリアン・ヒルヤード、ジェット・クライン、ブルース・キャンベル 他
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