一頭のロバの目を通して見た、ヨーロッパのありのままの姿『イオ』
ロベール・ブレッソンの名作『バルタザールどこへ行く』に触発され、ポーランドが生んだ巨匠イエジー・スコリモフスキが描く一頭のロバ、...
当サイトの編集発行人。
座右の銘: "映画と猫は人生の友だち"
アメリカの大学で16ミリ・フィルムで映画制作を学んできたのに東京に戻ると番組屋となったヘタレです。
テレビ東京で、かつて放送された映画情報番組「シネマ通信」の番組立ち上げから第1期までの東京サイドのプロデューサー兼ディレクターを担当しました。
制作会社を退社後、より自由な形で主に映画に関する映像制作を生業とし、時代の流れに沿うようにして、映画と向き合ってきました。
内外の映画人への単独インタビューは約300名ほど、映画監督へのインタビューが好き。
生涯で最も感銘を受けた単独インタビューは、ヴェネチアで撮影したロバート・アルトマン監督。屍累々のアメリカ、ニューヨークの映画界で生き延びてきた気難しいガチの映画屋なのに詩的なお題を投げると綺麗に名解答を返してくるところに、映画をやるなら、こうした人物にならなければならないとうっとりしてしまったことを覚えています。
インタビューの数年後に鬼籍に入られましたが、優しさの中に知的なダンディズムを感じる映画監督でした。
FAVORITE CINEMA: 『軽蔑』『東京物語』『バートン・フィンク』『ザ・プレイヤー』『パリ・テキサス』『天使の涙』など
主な代表作として、
フジテレビジョン『タイフーン・シェルター 香港返還の光と影』(1998年)
企画・脚本・編集・監督:塚本修史
撮影:クリストファー・ドイル
出演:浅野忠信、緒川たまき、カレン・モク、ジャクリーン・ロウ、チャン・マンロイ 他
テレビ東京・ドキュメンタリー人間劇場『クロサワの影武者 記録係 野上照代の映画人生』(2001年)
企画・編集・監督:塚本修史
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