
ミッドウェイ
決死の海上戦ミッドウェイで勝敗を分けたものとは? 極限状況での運命のカウントダウンが克明に描かれる‼

第二次世界大戦中、歴史のターニング・ポイントとなったミッドウェイ海戦、
日米の決戦の場となった海上で知力を尽くした司令官、そして兵士たちの死闘の末、天下分け目の戦いで勝者と敗者に分かれた過程を克明に描く。
『インデペンデンス・デイ』『デイ・アフター・トゥモロー』の監督、ローランドエメリッヒは戦闘シーンを一大スペクタクル映像として演出して見せている。
また20年に及ぶリサーチと脚本執筆中に新たに発見された旧日本海軍の貴重な資料を元に史実に忠実にストーリーを構成。
予告編は日米では全く違う作りとなっており、映画本編でも日米双方の立場を丁寧に描くことを旨としているように感じられます。
まず日本版の予告編では日本軍の指揮系統の流れの様子が分かる構成となっていて、日米半々の描かれ方ですが、アメリカ版の予告編では日本軍のシーンは一瞬しか登場しません。
見比べてみると本作への期待感がより増すように思います。
ローランド・エメリッヒ監督は、映画『トラ・トラ・トラ』(1970年)以来、フェアな目線で第二次世界大戦中の日米の死闘を描いた映画を撮ったといえるのかもしれません。
『ミッドウェイ』(2019年・中国・香港・カナダ・アメリカ・2時間18分)
監督:ローランド・エメリッヒ
出演:ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、エド・スクライン、アーロン・エッカート、デニス・クエイド、ルーク・エヴァンスア、マンディ・ムーア、豊川悦司、國村隼、浅野忠信
© 2019 Lions Gate Entertainment Inc. All rights reserved.
2020年9月11日より TOHOシネマズ日比谷ほか 全国公開‼