マイ・バッハ 不屈のピアニスト
ブラジルが生んだ偉大なバッハ奏者とされた天才ピアニスト、ジョアン・カルロス・マルティンスの苦難の実話を完全映画化!
病弱な少年ジョアンがピアノとの運命的な出会いで瞬く間にその才能を開花させ、20歳でカーネギーホールでの演奏デビューを飾る。
彼は世界的なバッハ奏者となるが、不慮の事故により右手の3本の指に障害を抱えてしまう。
絶望的な状況の中、不屈の闘志でリハビリを重ね、遂にバッハのピアノ曲全曲収録といいう偉業を成し遂げようとした矢先、追い打ちをかけるように更なる苦難がジョアンに襲いかかる。
クリント・イーストウッドがジョアンの伝記映画の実写化の意思を表明していたが、本作のプロデューサーの熱意が通じブラジル人の総力を結集した映画となった。
本作の主人公である実在のピアニスト、ジョアン・カルロス・マルティンスが、日本で初めて知られることとなったのは、2016年のリオ・パラリンピックの開会式での国歌演奏。両手に障害を持ちながらも美しい旋律を奏で人々の心を掴んで離さず、大きな話題となった。
Awards:
- シネマ・ブラジル・グランド・プライズ:ベスト・サウンド賞/ベスト・ミュージック賞
『マイ・バッハ 不屈のピアニスト』(2017年・ブラジル・1時間57分)
監督:マウロ・リマ
出演:アレサンドロ・ネロ、ダヴィ・カンポロンゴ、ロドリゴ・パンドルフ、アリーン・モラエス、フェルナンダ・ノーブル、カコ・シオークレフ
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