マーティン・スコセッシ製作!自宅出産を選んだ女性の予想外の苦難を描いた悲しみに満ちたヒューマン・ドラマ『私というパズル』
旬の女優ヴァネッサ・カービーにヴェネチア映画祭・主演女優賞をもたらした熱演が見もの‼
ボストンで暮らすマーサ(ヴァネッサ・カービー)は、パートナーのショーン(シャイア・ラブーフ)との間に授かった赤ん坊を自宅出産するつもりでいた。
助産師エヴァ(モリー・パーカー)に見守られながら、痛みに耐え、無事出産するが、赤ん坊はほどなくして命を落としてしまう。
深い悲しみの中、喧嘩の絶えないショーンやな辛く当たる母エリザベス(エレン・バースティン)との関係も悪化してゆく。
頼れるものなど失くしたマーサのさまよえる心は何処へ向かってゆくのか・・・。
出産経験のないヴァネッサ・カービーは、役作りの勉強のためにビデオを見たり、助産師の仕事を見学したり、実際に病院での出産シーンに立ち会ったりしたという。
冒頭の13分間の出産シーンの撮影は2日間に及び、計6テイク撮影し、本編に使用されたのは4テイク目だった。
Must Point:
監督コーネル・ムンドルッツォのパートナーであり、代表作『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』(2015年)『ジュピターズ・ムーン』(2018年)の脚本家でもあるカタ・ベーベル。
彼女が出産時の実体験で感じた精神的な苦しみを元に脚本化した。
本作は脚本家カタ・ベーベルと監督コーネル・ムンドルッツォが通り抜けてきた人生の苦難を映像化した渾身のリアル・ストーリーである。
Awards:
- 第77回ヴェネチア国際映画祭:最優秀新進映画賞・コーネル・ムンドルッツォ、最優秀女優賞・ヴァバネッサ・カービー
- ニューメキシコ映画批評:主演女優賞・ヴァネッサ・カービー
- ニューヨーク映画批評オンライン:助演女優賞・エレン・バースティン
- デンバー映画批評家協会:助演女優賞・エレン・バースティン
『私というパズル』(2020年・カナダ・ハンガリー・アメリカ・2時間6分)
監督:
コーネル・ムンドルッツォ
出演:
ヴァネッサ・カービー、シャイア・ラブーフ、モリー・パーカー、サラ・スヌーク、イライザ・シュレシンガー、ベニー・サフディ、ジミー・フェイルズ、エレン・バースティン
© 2020 Netflix Studios, LLC
2021年1月7日 よりNetflixにて配信‼
VOIDセレクト‼ ハンガリーが生んだ鬼才コーネル・ムンドルッツォを知る2本‼
ジュピターズ・ムーン(字幕版)
ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(字幕版)