涙なくしては観られない、心震わせるあがないの旅『ジョー・ベル 〜心の旅〜』
『ブロークバック・マウンテン』のアカデミー脚色賞受賞の脚本家による、マーク・ウォールバーグ演じる父と息子の絆あがないの永い旅路
Story:
オレゴンで暮らすブルーカラー・ワーカーの父、ジョー・ベル(マーク・ウォールバーグ)は、15歳の息子、ジェイディン(リード・ミラー)から自分はゲイだと打ち明けられる。
そのことをいつまでも受け止められないジョー、そして、カミングアウトしたジェイディンは学校でいじめにあっていた。
いじめは次第にエスカレートしてゆく・・・。
そして、思いもしなかった悲劇が起こってしまう。
悔やんでも悔やみきれない思いのジョーは、いじめ撲滅の願いを込めて、オレゴンからニューヨークまで大陸を徒歩横断する旅に出る。
それは愛する息子、ジェイディンのことを再び深く知る旅ともなってゆくのだった。
Behind The Inside:
父親を演じるにあたってマーク・ウォールバーグがはじめにしたこと
まず、マーク・ウォールバーグは息子役のリード・ミラーを自宅へ食事に招き、彼がジェイディン役に決まったことを自ら伝えたという。
リード・ミラーの才能に惚れ込み、真剣に父親を演じるという本作への意気込みと、作品への情熱を感じさせるエピソードである。
『ジョー・ベル 〜心の旅〜/Joe Bell(原題)』(2020年・アメリカ・1時間30分)
監督:
レイナルド・マーカス・グリーン
出演:
マーク・ウォールバーグ、リード・ミラー、コニー・ブリットン、ゲイリー・シニーズ、モーガン・リリー、マックスウェル・ジェンキンス、タラ・バック 他
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ジョー・ベル ~心の旅~ | ソニー・ピクチャーズ公式
オレゴン州に住むジョーの息子ジェイディンは、ゲイであることを公表したために高校でひどいいじめに遭っていた。ジョーはいじめがいかに人を傷つけるかを訴えるため、オレゴン州からニューヨークまで歩いて大陸を横断する旅に出る。それはジョー自身が自分を見つめ直す旅でもあった―。
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