
レディー・ガガ主演!グッチ一族の内紛を描いた一大絵巻『ハウス・オブ・グッチ』
世界的高級ファッション・ブランド「グッチ」の創業者グッチ一族。その確執と内紛の果てに起きたマウリツィオ・グッチ殺害事件。巨匠リドリー・スコットが豪華キャストと共に事件の真実に迫る!

Story:
1921年に勃興した高級ファッション・ブランド「グッチ」一族の栄枯盛衰を、創業者グッチ一族の内紛と確執、そして経営権を握ったマウリツィオ・グッチ殺害事件を追って行きながら、華やかなファッション・ブランドビジネスの光と闇を映し出していく。
一族の内紛から混乱を極めていた高級ファッション・ブランド「グッチ」の経営の実権を握ったマウリツィオ・グッチ( アダム・ドライバー ) は、かつての輝きを取り戻そうとブランド再興のため奔走していた。
だが収益は向上することはなく、グッチ株を売却し、創業者一族は経営から離れることに・・・。
それを知った、貧民の出で財産目当てでマウリツィオの妻となった腹黒いパトリツィア・レッジアーニ(レディー・ガガ)はマウリツィオを見限り、暗殺計画を立てるのだった・・・。
原作は、サラ・ゲイ・フォーデン原作のベストセラー・ノンフィクション『ザ・ハウス・オブ・グッチ』
Behind The Inside:
目もくらむほどの面子の監督候補とキャスト候補
監督候補:
マーティン・スコセッシ、ウォン・カーウァイ → リドリー・スコット
映画化の元となったサラ・ゲイ・フォーデン原作のベストセラー・ノンフィクション『ザ・ハウス・オブ・グッチ』は、2004年に発刊され、以来、約15年以上前から紆余曲折を経ながら企画が進行してきた。
リドリー・スコットは、かなり以前から監督として名乗りをあげており、夢が叶った形となった。
もしもマーティン・スコセッシがメガホンをとったのなら、重厚でストレイトな作りとなったであろうし、ウォン・カーウァイであれば、ファッショナブルで叙情的な作りとはなったであろうが、多少、ポエマーな演出になりそうでもある。
元々、数千本のCMを撮ってきたCM監督出身であり、ヴァラエティ豊かな題材の作品を撮ってきたリドリー・スコットであれば、ブランド・イメージを損なうことなくグッチ帝国を表現できるであろうし、リアルな事件や事象を描くのにうってつけの監督であることは間違いないだろう。
出演者候補:
パトリツィア・レッジアーニ役:アンジェリーナ・ジョリー、アン・ハサウェイ、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、マーゴット・ロビー、ナタリー・ポートマン → レディー・ガガ
マウリツィオ・グッチ役:クリスチャン・ベイル → アダム・ドライバー
ロドルフォ・グッチ役:ロバート・デ・ニーロ → ジェレミー・アイアンズ
ジュゼッピーナ“ピナ”・アウリエンマ役:モニカ・ベルッチ → サルマ・ハエック
パトリツィア・レッジアーニ役は、財産目当ての妻が夫をそそのかして帝国を我が物にした挙句、用が無くなると夫を暗殺するという徹底した悪女であり、錚々たる女優陣が候補として想定されていた。
だが、主役経験は本作で2本目とはいえイタリア系のアメリカ人、レディー・ガガがこの役を射止め、忌まわしい悪女に凄みすら感じさせる熱演となった。
『ハウス・オブ・グッチ』2022年1月14日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
『ハウス・オブ・グッチ』(2021年・カナダ・アメリカ)
監督:
リドリー・スコット
出演:
アダム・ドライバー、レディー・ガガ、アル・パチーノ、ジャレッド・レト、サルマ・ハエック、ジェレミー・アイアンズ、ジャック・ヒューストン、カミーユ・コタン、マダリーナ・ゲネア、リーブ・カーニー 他
© 2021 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年1月14日より全国順次公開‼
ハウス・オブ・グッチ:映画レビュー
ハウス・オブ・グッチ映画の詳細なレビュー。リドリー・スコット監督とスターキャストが織りなす、グッチ家の栄光と没落を描いた壮絶なドラマを徹底解説。
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【更新】2021年12月26日