究極のショッキング・ホラー再び『ハロウィンKILLS』
ブギーマンは生きていた⁉ 前作で決着がついたはずだった40年にも及ぶローリーとブギーマンとの因縁の死闘は終わっていなかった・・・。 ハドンフィールドの住民の心を分断した奴との最後の戦いにローリーは挑む!そして、ブギーマンの正体とは・・・?
Story:
第1作目『ハロウィン』(1978年)以来、40年間もの間、アメリカ3大ホラー映画の頂点として、君臨し続ける元祖スプラッタ―映画ハロウィン・シリーズ。
ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーティス)、娘のカレン(ジュディ・グリア)、そして孫娘のアリソン(アンディ・マティチャック)がブギーマンこと、殺人鬼マイケル・マイヤーズをローリー家の地下室で燃やして決着をつけたはずだった・・・。
炎の中から生還したマイケルは再びバトンフィールドで凶行を重ねていった。
街の住民がブギーマンと闘う者と恐怖のあまり暴徒と化す者たちと二極化していく中、ローリーと娘のカレン、孫娘のアリソンは、親子3代で宿敵ブギーマンに立ち向かうこととなる。
Behind The Inside:
ローリー役の ジェイミー・リー・カーティスは6度目の出演となる!
初期のブギーマンの宿敵であり、ブギーマン以外の最多出演者は精神科医のルーミス医師(ドナルド・プレザンス)であったが、1995年に他界したドナルド・プレザンスに代わり、最多出演者となったのは、ローリー役を演じているジェイミー・リー・カーティスである。
ブギーマンこと、マイケル・マイヤーズ役は、2人いる
ジョン・カ―ペンタ―監督の処女監督作『ダークスター』(1974年)に出演し、名作『ニューヨーク1997』(1981年)では脚本を手掛けた映画監督、脚本家、俳優のニック・キャッスル(74歳)が第一作目の『ハロウィン』からブギーマンを演じてきた。
2018年のリブート作品『ハロウィン』と続く本作は、ジェームス・ジュード・コートニーがブギーマンを演じている。
そして、本作と続く完結編の2本のほとんどのマスクを着けたシーンは ジェームス・ジュード・コートニーが演じ、 実はニック・キャッスルも数シーン演じている。
リブート版から再び関わることとなったジョン・カーペンターによる監修が主な理由なのではないであろうか。
マスクを着けたサイコキラーが登場するアメリカ3大ホラーの産みの親といってよいジョン・カーペンターの思い入れが感じられるキャスティングではある。
どのシーンなのかは、見てのお楽しみ。
Must Point:
リブート版『ハロウィン』は、実は3部作完結である。
前作『ハロウィン』(2018年)から再起動された『ハロウィン』シリーズは、実は本作では結末を迎えない。
あともう一作『ハロウィン ENDS』(2022年)が来年の秋公開で待機しているのだ。
ブギーマンの最期の時は、来年のハロウィン・シーズンまでお預けとなる。
『ハロウィンKILLS』(2021年・イギリス・アメリカ・1時間46分)
監督:
デヴィッド・ゴードン・グリーン
出演:
ジェイミー・リー・カーティス、ジュディ・グリア、アンディ・マティチャック、ウィル・パットン、トーマス・マン、アンソニー・マイケル・ホール、カイル・リチャーズ、ジェームス・ジュード・コートニー、ニック・キャッスル 他
© 2021 UNIVERSAL PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年10月29日 全国公開‼
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