
全米を震撼させた爆弾魔ユナボマーの真実!『テッド K ユナボマー 狂気の目覚め / Ted K(原題)』
神童と呼ばれた数学の天才テッドは、あることがきっかけで突然、凶暴な爆弾テロリストに変貌する!彼は何故、犯罪者へと堕ちていったのか…?自然を愛した男が人類が生み出した科学に憎しみを覚え、犯行を重ねてゆく様を迫真の映像で捕らえてゆく!

Story:
幼い頃から数学に長け、神童と呼ばれたテッド・カジンスキー(シャールト・コプリー)は、二十歳でハーバード大学を卒業。
カリフォルニア大学バークレー校で助教授の職に就くが、突然その職をあっさり捨て、モンタナ州の山奥に小屋を建てて、自給自足の生活を始める。
食糧も自ら探し求め、電気もなく、水道も通らないその場所で生活する内に周囲の山野の環境破壊を目の当たりにしたことから、現代の科学技術が自然を破壊していると感じ、人が自然の中で暮らすことはもはや不可能であるとの結論に至る。
テッドは、人類による環境破壊に立ち向かうために復讐計画を立てることを決意する。
そして彼は社会に悪影響を与えると思わしき人物に爆弾を送りつけるテロ行為を開始する。
アメリカ政府は、姿なき爆弾魔を通称“ユナボマー”と呼び、次第に世間から恐れられる存在となってゆく。
テッドは、ニューヨークタイムズとワシントン・ポストに対し、自らが執筆した声明文「産業社会とその未来」を掲載すれば、爆弾テロを中止すると約束するのだが・・・。
全米を震え上がらせた爆弾テロリスト、ユナボマーの姿をテッド・カジンスキー自筆の日記と手記を元に大胆に映像化!
史上まれにみる複雑でエキセントリックな殺人テロリストの真実に迫る!!
Behind The Inside:
”産業革命とその帰結は、人類に大きな災いをもたらしている”
こうした文章で始まるテッド・カジンスキーが執筆した声明文「産業社会とその未来」は、現実社会を予見する部分はあるものの、そのあまりにも極端な内容は世間に物議を醸した。
だが、社会の発展を疎み現代社会を拒絶する考え方は当時、アメリカでも特に最も高度な教育を受けた人の間で共有されていた考えとも言われており、天才や狂人が書いたものとは捉えず、非常に巧みに書かれた論文であるといった指摘もある。
『テッド K ユナボマー 狂気の目覚め / Ted K』(2021年・アメリカ・2時間)
監督:
トニー・ストーン
出演:
シャールト・コプリー、ドリュー・パウエル、クリスチャン・キャロウェイ、アンバー・メイソン、ターマス・ラウンズ 他
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