スパイダーマンの強敵!『モービウス』誕生を描くSFホラー・アクション
血に飢えたヴァンパイアと人の命を救う医師という屈折した2つの顔を持つ主人公マイケル・モービウスを演じるジャレッド・レトが圧巻の迫力で魅せる!宿敵スパイダーマンやヴィランたちととどう絡んでいくのか?今後の展開から目が離せない!
Story:
天才医師マイケル・モービウス(ジャレッド・レト)。
彼は幼い頃から血液の難病を患っており、同じ病に苦しみ、兄弟のように育った親友のマイロ(マット・スミス)のためにも治療法を見つけ出すことに情熱を傾けていた。
マイケルは自らの体を実験台にコウモリの血清を投与するが、その危険な治療法は彼の肉体を激しく変えてしまう。
超人的なスピードと飛行能力、レーダー探知する能力を身につけるマイケルだったが、代償として人の生き血を飲みたくて仕方がなくなる衝動に悩まされることに。
自分を律するために人工血液を飲むことで、なんとか平静を保とうと努力するマイケルだったが、彼の前に生き長らえる為に藁にもすがりたい思いのマイロが血清投与を懇願しに現れる。
血清投与は人ではいられなくなる危険な行為だと拒み続けるマイケルだったが・・・。
時を同じくして、ニューヨークの街で、全身の血液を抜かれる殺人事件が頻発し始めるのだった。
はたして残虐な事件の真犯人は誰なのか・・・?
Behind The Inside:
役のために激やせ激太りをこなしてきた変幻自在な俳優ジャレッド・レトは本作では何をしたのか?
ジャレッド・レトといえば、『ダラス・バイヤーズクラブ』(2013年)での性転換手術を受けたHIV患者役でアカデミー賞助演男優賞の栄誉に輝いたのは記憶に新しい。
『チャプター27』(2007年)でのジョン・レノンを殺したチャップマン役での激太り、また最近作『ハウス・オブ・グッチ』(2021年)での特殊メイクによって、共演者からもジャレッドだとは気づかれなかったという変身ぶりなど、ロバート・デ・ニーロやクリスチャン・ベールといった元祖変幻自在の名優たちの流れを汲む過酷な役作りのメソッドを自分に課してきたジャレッド・レト。
今回は、どんな役作りをしてきたか?
それはマイケル・モービウス役が自分に近い性格を持っていたため、特に何もしてこなかったとのこと。
ただ同じくヴィランを演じたジョーカー役のようなキャラクターに依存する演技ではなかったため、演技のさじ加減が難しかったようだ。
『モービウス/Morbius』(2022年・アメリカ・1時間48分)
監督:
ダニエル・エスピノーサ
出演:
ジャレッド・レト、マイケル・キートン、アドリア・アルホナ、ジャレッド・ハリス、マット・スミス、タイリース・ギブソン 他
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