希代のファッションアイコンでアクトレスの光と影『セバーグ/Seberg(原題)』
『勝手にしやがれ』で一世を風靡したボーイッシュで可憐なスターであり、アメリカとフランスでの映画女優としての華やかな活躍とは裏腹に私生活では反戦運動と公民権運動にのめり込みんでゆくジーン・セバーグを赤裸々に描くポリティカル・スリラー
Story:
1959年ジャン・リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』で一躍フランス・ヌーベルヴァーグを代表する女優となりったアメリカン人女優ジーン・セバーグ 。
セシルカット、Tシャツにサブリナパンツ、フラットシューズといった現代にも通ずるスタンダードなファッションアイコンとなったジーン・セバーグの波乱の半生を描いた『セバーグ』
ヒロインのジーン・セバーグはクリステン・スチュワート(『トワイライト』サーガ 『チャーリーズ・エンジェル』)が演じる。
セバーグはアメリカとフランスでの映画女優としての華やかな活躍とは裏腹に私生活では反戦運動と公民権運動にのめり込み、FBIにマークされたがために次第に精神的に追い詰められてゆく。
Must Point:
『勝手にしやがれ』で一世を風靡したボーイッシュで可憐なジーン・セバーグの実際の私生活を解き明かしている
ショートヘアがよく似合うキュートなクリステン・スチュワートはセバーグにうってつけのハマり役
華やかなハリウッドにもFBIの違法行為によって監視社会がはびこり、スターの人生をズタズタにしていたという事実
Awards:
- 米・女性映画ジャーナリスト同盟:有能な新エージェントによる保護が必要な女優賞
- ポーランド・カメリメージ映画祭:最優秀新人監督賞
Seberg(2020年・イギリス・アメリカ・1時間42分)
監督::
ベネディクト・アンドリュース
出演::
クリステン・スチュワート、イヴァン・アタル、ガブリエル・スカイ 他
© Amazon Content Services LLC / Universal Studios
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【更新】2021年8月1日