
ゲイリー・オールドマン主演!全米を震え上がらせた中毒性の鎮痛薬オピオイドの恐怖『クライシス/Crisis(原題)』
アメリカで実際に起きた中毒性のある医薬品がもたらした史上最悪の事態とは…?

全米を覆った鎮痛薬オピノイド危機に関しての3つのストーリーから構成されるリアリティ溢れるハードな社会派ドラマ。
麻薬性化合物「フェンタニル」をカナダとアメリカの間で密輸していた運び屋、
半合成麻薬オキシコドン依存症から回復した息子の真実を追う女性建築家、
自身の研究内容に隠された新事実を知り、孤軍奮闘する大学教授、
政府を巻き込み非麻薬性オピオイドを売ろうとする医薬品メーカーの暗躍。
本来、人間の身体を守るためのものであるべき医薬品を巡る緊急事態、様々な陰謀と人々の衝突を真摯に捉えた渾身の作品。
より安全で常習性が低いことがアピールされ、全米の病院や薬局で医師の処方箋があれば、誰でも買うことができた麻薬性の化合物からできている鎮痛薬オピオイド。
ほんの6年ほどで760億錠ものこの薬の蔓延により、副作用、常習性の危険、また異常行動のトラブルなどが相次ぎ、DEA(連邦麻薬取締局)による大掛かりなおとり捜査により、医師、薬剤師、医薬品メーカー関係者など280人が逮捕された。
その後、中毒患者や過剰摂取による死者増加により、トランプ政権下の2017年11月オピオイド危機に関する非常事態宣言を発令、厳罰措置を講じ始めた。
『クライシス/Crisis(原題)』(2021年・カナダ・ベルギー・1時間58分)
監督:
ニコラス・ジャレッキー
出演:
ゲイリー・オールドマン、アーミー・ハマー、エヴァンジェリン・リリー、グレッグ・キニア、ミシェル・ロドリゲス、リリー=ローズ・デップ、マーティン・ドノヴァン 他
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