空前絶後のマジカルな時代物超弩級アクション巨編『RRR』
『バーフバリ』シリーズの監督S・S・ラージャマウリがまたもやってくれた!舞台はイギリス圧政に苦しむ独立前のインド。
ボリウッド発、反英闘争に決死の覚悟で突撃するインドの勇士たちのケレン味たっぷりのアクション・シーンの連続!超大型時代物アクション映画の真打登場!!
Story:
1920年代、イギリスが支配するインド。
インド総督のスコット・バクストン(レイ・スティーヴンソン)とその妻キャサリーン(アリソン・ドゥーディ)によって拉致された妹を取り返すため、コマラム・ビーム(N・T・R・ラオ・ジュニア)は英国軍に反旗を翻す。
その揺らぐことのない、凄まじい勢いの攻めを止めることは誰にもできなかった。
バクストン総督は、ビームを捕まえた者には望む地位を与えるとして彼の首に報奨金を賭ける。
一方、警察官として出世し、敵討ちと故郷の再興のために不本意ながら英国政府のために働くラマ・ラジュー(ラーム・チャラン)は、橋の上での大列車事故の際にビームと力を合わせて少年の命を救ったことから男同士の愛にも似た熱い友情を育て始める。
ところが、ラマはイギリス政府から提示された破格の出世の条件を呑んで、ビームの首を取ってくることをバクストン総督に約束してしまう・・・。
全面対決を余儀なくされる二人の間で揺れ動く心、そして、最後に互いの目的は達せられるのか・・・?
Behind The Inside:
作品タイトルのR R Rに込められた本当の意味とは?
作品タイトルのR R Rとは、Rise(蜂起) Roar(咆哮) Revolt(反乱)の頭文字を取ったとされるが、
撮影中、どんな内容の映画か分からなくさせるために付けるワーキング・タイトル(仮タイトル)は、監督(RajamouliのR)と主演二人のイニシャル(RamのRとRama RaoのR)から付けた安易なものだったが、そのタイトルが知られ、一人歩きし始めたため、そのまま正式タイトルに昇格し、監督のアイデアで、Rise(蜂起) Roar(咆哮) Revolt(反乱)という最もらしい意味が後付けされた。
Must Point:
インド映画史上最高額の総制作費約100億円をかけた超大作映画
本作はインド映画史上最高額の製作費が投入され、インド映画史上第2位のメガヒットとなっている。
1位は、同じくS・S・ラージャマウリ監督による世界的なヒット作の続編『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)である。
Awards:
- 第95回アカデミー賞・ノミネート:歌曲賞・”Naatu Naatu” M・M・キーラヴァーニ、チャンドラボース
- ゴールデングローブ賞:最優秀オリジナル歌曲賞・”Naatu Naatu”
- クリティクス・チョイス賞:最優秀外国語映画賞、歌曲賞・”Naatu Naatu”
- ニューヨーク映画批評家協会賞:最優秀監督賞・S・S・ラージャマウリ
- ナショナル・ボード・オブ・レビュー:今年10本の映画
『RRR』(2022年・インド・3時間7分)
監督:
S・S・ラージャマウリ
出演:
N・T・R・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アジャイ・デーヴガン、アーリヤー・バット、オリヴィア・モリス、シュリヤ・サラン、レイ・スティーヴンソン、アリソン・ドゥーディ、サムドラカニ、マカランド・デシュパンデ、ラジーヴ・カナカーラ、ラーフル・ラーマクリシュナ、エドワード・ソネンブリック 他
© 2022 DVV Entertainment