観ただけで本編が早く観たくなる傑作 映画予告トレイラー3選
ビジュアル・センスがよい!予告編だけで感動してしまう!見ただけで居ても立っても居られなくなる系などデキる!映画予告編を3本選んでみました。今後日本国内での公開が期待される良作をセレクト‼
『ザ・バットマン/The Batman(原題)』(2022年・アメリカ)
監督:マット・リーヴス
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、アンディ・サーキス、ゾーイ・クラヴィッツ、ピーター・スカルスガルド、ポール・ダノ、ジョン・タトゥーロ、ジェフリー・ライト、バリー・コーガン 他
2022年3月4日全米・他にて公開予定
©2020 Matt Reeves/Warner Bros.
バットマンのノーラン・バージョンやスナイダー・バージョンをずっと観てきた者からすると、誰もがまだ新しいバットマンを作り続けるのか?と思ったはずだが、このティザー予告で描かれているスタイリッシュなダーク・テイルを観れば、早く観てみたいと思うはず!
『TENET/テネット』出演によって、ファンが増加した感のあるロバート・パティンソンがニュー・バットマンに扮する本作は、若きバットマンの黎明期を描き、ティザー予告編の感じだと凶悪犯に対抗する探偵が登場するクライム・ノヴェルのようなストーリー展開に見える。
マット・リーヴス監督による世界観はよりダークテイルの印象を深め、キャストもコリン・ファレルがブクブクに太ったペンギン役、キャットウーマン役をポップスター、レニー・クラヴィッツの娘、ゾーイ・クラヴィッツが演じ、ジェフリー・ライト、バリー・コーガン、ポール・ダノといった一癖ある役者が勢ぞろいしている。
両親の殺害に使われた銃の銃床を二つ組み合わせてこうもりの羽に見立て、バットマークにしてバットスーツの胸にあしらったり、バットモービルもワイスピにでも出てきそうな70年代風のボディにエンジンをミッドシップに換装した特装車であったりとビジュアル面での世界観への追及は今までにないほどのコアなディープさがある。
コロナ禍で撮影が中断して、公開時期は延期に次ぐ延期でさらに14か月も待たなければならない。
『ザ・キング・オブ・スタテンアイランド/The King of Staten Island(原題)』(2020年・アメリカ・2時間16分)
監督:ジャド・アパトー
出演:ピート・デヴィッドソン、マリサ・トメイ、スティーブ・ブシェミ、モイセス・アリアス、ビル・バー、ベル・パウリ―、リッキ―・ヴェレッツ 他
2020年6月12日全米公開
© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
コロナ禍で劇場公開は果たせず、オンライン公開のみとなった本作は、人気コメディアンのピート・デヴィッドソンが自伝的ストーリーを本人自ら演じている。
消防士だった父を幼い頃に亡くし、マリサ・トメイ演じる母マーギーと暮らしてきたスコット(ピート・デヴィッドソン)は身体中にタトゥ―を入れ、社会人として外に出て行こうとしないモラトリアムなダメ人間。
母・マーギーにボーイフレンド・レイ(ビル・バー)ができ、父と同じ消防署員だったことからスコットは憤慨するが、徐々に打ち解けてゆき、消防署で新米消防隊員として働き始めたことからスコットの人生は輝き始める。
モラトリアム青年が大人への階段を登り始める感動のヒューマン・ストーリー
ポップスター、アリアナ・グランデや女優のマーガレット・クアリー、現在はスーパーモデル、カイヤ・ガーバーなど、浮名を流し続けているモテ男、ピート・デヴィッドソン。
思うことがあったのか、身体に掘ったタトゥーを一つ一つ消し始めた。撮影現場で4時間かけてメイクさんにタトゥ―を消してもらうことに嫌気がさしたのか、俳優として、さらなるキャリアの高みを目指すためにはタトゥーは邪魔だと思うようになったのかも。
『ザ・フレンチ・ディスパッチ/THE FRENCH DISPATCH (原題)』(2021年・ドイツ・アメリカ・1時間43分)
監督:ウェス・アンダーソン
出演:ティモシー・シャラメ、ジェイソン・シュワルツマン、ビル・マーレイ、シアーシャ・ローナン、レア・セドゥ、エリザベス・モス、ティルダ・スウィントン、クリストフ・ヴァルツ、エドワード・ノートン、ウィレム・デフォー、フランシス・マクドーマンド、オーウェン・ウィルソン、リーヴ・シュレイバー、ジェフリー・ライト、エイドリアン・ブロディ、ベニチオ・デル・トロ、マチュー・アマルリック 他
2021年公開予定
©20TH CENTURY STUDIOS.
ウェス・アンダーソン最新作!雑誌 The New Yorkerへのオマージュを捧げた“ジャーナリストへのラブレター”
20世紀のフランスのとある街を舞台に米・カンザス州を本部とする新聞社の在仏駐在支局が取材する3つの記事を巡るエピソード。
ウェス・アンダーソン常連組スターたちがめくるめくアンダーソン・ワールドを駆け巡るドタバタ・コメディ。
予告を観る度に早く観たい!という気持ちにさせる、この世界観はたまらない‼