11年ぶりの続編『スクリーム』(2022年)でタラ・カーペンターという名の新キャラとして登場したジェナ・オルテガ。
タラは家のオートロックをかけてもかけてもアンロックしてくる殺人鬼ゴーストフェイスに襲われ恐怖に顔を引きつらせながら九死に一生を得る。
先頃、全米公開されたばかりの続編『スクリーム VI』にもジェナは前作で生き残ったタラとして続投。
「ゴーストフェイスを始末しよ!」と息巻く気の強さを見せる。
Z世代を代表するハリウッド・スターとして、20歳のジェナ・オルテガのキャリアが今、とてつもない光を放って輝き始めている。
スクリーム史上歴代最高興収を叩き出した作品で頭角を表したジェナ
元々、低予算映画だったためか、あの一度聞いたら忘れることなどできないゴーストフェイスの声も担当した『スクリーム』シリーズ産みの親である本作とは切っても切れない縁のモダン・ホラーの名匠ウェス・クレイヴン監督が他界し、ハリウッドを震撼させたセクハラ問題で倒産したワインスタイン・カンパニーの手を離れ、実に11年ぶりに文字通りリブートして、歴代最高額のヒットを放った映画『スクリーム』(2022年)
殺人鬼ゴーストフェイスと、その地頭の良さで徹底抗戦して生き残ったタラ・カーペンター役を演じたジェナ・オルテガは、絶好のスタートを切った新シリーズを語る上でなくてならない存在となった。
『X エックス』への出演で絶叫クイーンの名が決定的に!
映画で一山当てるために田舎での映画撮影に出かけた自主制作の撮影クルーに録音係として参加するロレイン(ジェナ・オルテガ)は、撮影で借りた家の老夫妻が実は殺人鬼ということに気付き・・・。
話題作への出演が続く今をときめく主役のミア・ゴスを食うスラッシャー・ホラー映画の歴史に残る恐怖の演技で一躍、絶叫クイーンの名を欲しいままにしたジェナ。
アルフレッド・ヒッチコックの名作『サイコ』の絶叫クイーン、ジャネット・リーがそうであったように『X エックス』の隠れた主役は、ジェナ・オルテガである。
ティム・バートンが惚れ込んだジェナの魅力!
Netflixで配信中のジェナ・オルテガ主演、ティム・バートンが総指揮を務め、8話中4話を自ら監督している『ウェンズデー』は、大ヒットSFシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』の人気を大きく超え、世界で3億回以上配信という爆発的な人気を博している。
本作で本格的にジェナの人気に火がついた記念すべきシリーズとなった。
ティム・バートンは、ウェンズデー役はジェナ以外には考えられないと彼女の魅力に惚れ込んで主役に選んでいる。
実際にジェナの役者根性は大したもので、ドイツ語、チェロ演奏、フェンシング、アーチェリー、カヌー操舵、ボクシングと全てを役に入る前にマスターしたという。
第2シーズンも配信決定し、益々、ジェナ人気に拍車がかかることは間違いない。
日本での公開が待たれるシリーズ最新作『スクリーム VI』
本作は前回の凄惨な事件から1年後、NYが舞台となる。
サム(メリッサ・バレラ)とタラ(ジェナ・オルテガ)のカーペンター姉妹は、NYへ移住し、生き残った仲間のサバイバーたちと大学へ通っている。
そこへ突如、殺人鬼ゴーストフェイスが再び姿を現す!
だが、今度は今までのヤツとは何かが違っていた・・・。
『スクリーム VI』(2023年・アメリカ・カナダ・2時間2分)
監督:
マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット
出演:
コートニー・コックス、メリッサ・バレラ、ジェナ・オルテガ、ジャスミン・サボイ・ブラウン、メイソン・グッディング、スキート・ウールリッチ、ダーモット・マローニー、ジャック・チャンピオン、ジョシュ・セガーラ、リアナ・リベラト、デヴィン・ネコダ、ヘイデン・パネッティーア、サマラ・ウィーヴィング 他
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