人の心が読めるウィルスに侵されたSF『カオス・ウォーキング』
宇宙生物との細菌戦争で女性は全滅した未来のディストピア、生き残った男性は皆、互いの考えが聞こえてしまう“ノイズ”と呼ばれるウィルス症状に悩まされていた。
そう遠くない未来の時代、女性は消滅し、残された男性は頭の中で考えていることが、言葉となって他人に伝わってしまう厄介な“ノイズ”と呼ばれる外来ウィルスによって侵されていた。
トッド・ヒューイット(トム・ホランド)は、宇宙から堕ちてきた謎めいた女性・ヴィオラ(デイジー・リドリー)と森の中で出逢う。
追われることになるヴィオラと彼女を救うトッドだったが、彼の身にも何か特別なことが起き始めていた。
彼の中に宿る秘密の力が目覚める時、この惑星に秘められた運命の時が始まる・・・。
原作は、小説家パトリック・ネスによるガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞を受賞した作品『混沌の叫び』三部作の第一部『心のナイフ』を映画化。
トリロジーとして続編が製作されるのかは、未定。
Must Point:
2017年11月には撮影は終了していたが、作品内容をよりブラッシュアップするため、多忙を極めるトム・ホランドとデイジー・リドリーの空スケジュールを待って、2019年4月から約一か月間の再撮影を敢行。
『蜘蛛の巣をはらう女』(2018年)の監督フェデ・アルバレスもダグ・リーマン監督に随行して、応援で演出している。
『カオス・ウォーキング』2021年11月12日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
『カオス・ウォーキング/Chaos Walking(原題)』(2021年・アメリカ・カナダ・1時間49分)
監督:
ダグ・リーマン
出演:
トム・ホランド、マッツ・ミケルセン、デイジー・リドリー、レイ・マッキノン、ニック・ジョナス、デミアン・ビチル、シンシア・エリボ、デヴィッド・オイェロウォ
©2021 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved
2021年11月12日 TOHOシネマズ 日比谷 渋谷シネクイント 他 全国公開‼
VOIDセレクト: デイジー・リドリーおすすめ
More To Read:
ロシア版エイリアンが人類に襲いかかる‼ 恐怖のSFホラー『スプートニク/Sputnik(原題)』
軍事用A.I.ロボット兵士と人間との死闘を描くSFアクション・スリラー『モンスターズ・オブ・マン/MONSTERS OF MAN(原題)』