第二次世界大戦前夜、イギリスの女子フィニッシング・スクールから教師が姿を消した…。その裏にある計画とは!?
Story:
第二次世界大戦前夜の1939年8月。
イギリスの南海岸にある、英独の裕福な家庭の少女達が通うフィニッシングスクールから英語教師が姿を消した。
その数日後、トーマス・ミラー（エディー・イザード）がスクールに訪れ、校長のミス・ロチョル（ジュディ・デンチ）に教師として雇われることになる。
ミラーは順調に授業を行なっていたが、そんな矢先に行方不明になっていた前任者の遺体がビーチで発見され、ある疑惑が浮上する。
このフィニッシングスクールにはナチス・ドイツ幹部の娘も通っており、イギリスとドイツの関係は戦争直前の緊張状態にある今、英国秘密情報部も警戒の目を光らせる計画が企てられていたのだ・・・。
Behind The Inside:
本作タイトルに込められた意味
本作のタイトルは世界終末時計の、終末までの残り時間を「0時まであと何分」という形で示すことによるものから。
またメインプロットは、実際にイングランド南東部サセックス郡の海岸沿いの町ベクスヒルオンシーにある、オーガスタヴィクトリアカレッジに着想を得て書かれている。
オーガスタヴィクトリアカレッジは映画で描かれているようにナチス高官の家庭の娘達が通う学校で、1932年に開校し、ドイツによるポーランド侵攻の後、1939年に閉鎖された。
Must Point:
主演のエディー・イザードはコメディアン、俳優、作家等の多彩な顔を持っており、本作では脚本にも参加。
アカデミー助演女優賞他、数多の賞に輝く名女優ジュディ・デンチの卓越した名演技も見所の一つ。
『シックス・ミニッツ・トゥ・ミッドナイト/Six Minutes to Midnight (原題)』（2020年・イギリス・1時間39分）
監督：
アンディ・ゴダード
出演：
エディー・イザード、ジュディ・デンチ、ジェームズ・ダーシー、ジム・ブロードベント
© Reliance Entertainment Productions 6 Ltd.
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【更新】2022年8月10日
