北欧の天才作曲家ヨハン・ヨハンソン、人類に託した最後のメッセージ『最後にして最初の人類』
20億年先の未来から語りかける人類の壮大なる叙事詩、語りかけるはアカデミー賞女優 ティルダ・スウィントン。伝説のSF小説、奇跡の映画化!
Story:
2018年2月9日、ヨハン・ヨハンソン逝去。
シガー・ロス、坂本龍一、マックス・リヒターなど世界中の錚々たるアーティスト達から、その早すぎる死を惜しむ追悼の言葉が多数寄せられた。
その彼が生前、最後に取り組んだ最初で最後の長編映画が本作である。仲間たちの尽力により、没後2年の時を経てついに完成した貴重な作品だ。
世界終末戦争、核エネルギーの暴発、火星人の侵略、生物兵器に端を発した疫病の蔓延。度重なる災禍によって肉体的、精神的に退行した人類は、再び進化の階梯を登り始め・・・。
20億年に及ぶ人類の未来史を、女優 ティルダ・スウィントンによる語りとともに神話的想像力で綴られる壮大なる叙事詩。
Behind The Inside:
原作はオラフ・ステープルドン作SF小説の古典的作品
1930年の初版以来、アーサー・C・クラーク(「2001年宇宙の旅」)等にも大きな影響を与えてきたSF小説の金字塔「最後にして最初の人類」が原作。
撮影ロケーションは、旧ユーゴスラビアに点在する巨大な戦争記念碑<スポメニック>を全編16mmフィルムで撮影
Must Point:
ヨハンソンが奏でるサウンドは、未来と宇宙への想像力を掻き立て、観客を時空を超えた時間旅行へと誘う。
Last And First Men
Awards:
- モントリオール・ニューシネマ映画祭:批評家協会賞・ヨハン・ヨハンソン
- 世界サウンドトラック賞:映画音楽家賞・ヨハン・ヨハンソン
『最後にして最初の人類』2021年7月23日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
『最後にして最初の人類』(2020年・アイスランド・1時間10分)
監督・脚本・音楽
ヨハン・ヨハンソン
声の出演:
ティルダ・スウィントン
© 2020 Zik Zak Filmworks / Johann Johannsson
2021年7月23日 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷 他 全国順次公開‼
VOIDセレクト: 映画音楽家ヨハン・ヨハンソンを知る3本
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