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『バルド、偽りの記録と一握りの真実』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が16年ぶりに来日し、黒澤明賞を受賞!

最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』が公開間近のメキシコが誇る映画監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが16年ぶりに東京国際映画祭の会期中に来日。世界の映画界に貢献した故・黒澤明監督の偉大な業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していくために、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞である黒澤明賞が実に14年ぶりに復活し、イニャリトゥ監督と深田 晃司監督の2名に授与された


第35回東京国際映画祭期間中、最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』が公開待機中のメキシコを代表するアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が映画の宣伝と14年ぶりに復活した黒澤明賞授賞式に出席するため16年ぶりに来日を果たした。

写真:右からアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、深田晃司監督 © NeLU Okita

日本が世界に誇る故・黒澤明監督の業績を長く後世に伝え、新たな才能を世に送り出していくために、世界の映画界に貢献した映画人、そして映画界の未来を託していきたい映画人に贈られる賞として設立された黒澤明賞。
過去にはスティーヴン・スピルバーグ、山田洋次、侯孝賢といった世界の映画界の重鎮たちが受賞していた同賞。
今年は映画監督の山田洋次氏、俳優の仲代達矢氏、ならびに原田美枝子氏、映画評論家の川本三郎氏、東京国際映画祭プログラミング・ディレクターの市山尚三氏の5名の選考委員により、受賞者を決定。
アカデミー賞をはじめとする多くの賞に輝き、絶えず挑戦的な新しい試みで映画作りを進めているメキシコを代表するアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督と、海外での受賞歴と作品性から今後も海外での活躍が期待され、かつ映画界のための精力的な活動が評価された深田晃司監督の2名に授与された。

© NeLU Okita

筆者は22年前、WOWOWで放送された2000年の第13回東京国際映画祭の特別番組の演出をした際に、主にコンペティション部門に出品されていた10名ほどの監督たちにご参加いただき、映画についての討論会ディレクターズ・サミットを開催した。
討論会ではガリン・ヌグロホ、ババク・パヤミ、北村龍平、そしてアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥといった現代の錚々たるディレクターたちによる自由な意見交換がなされ、実に充実した内容の番組収録となった。

出品作の全編メキシコで撮影された『アモーレス・ペロス』(2000年)が第1作目にして見事、東京グランプリに輝いたイニャリトゥ監督には論客として様々な有意義な意見をしていただいたことを記憶している。

22年前、既に映画に関してのずば抜けた思考回路をお持ちで、映画を作る前は、メキシコのラジオ局の仕事をしていたということだったが、1作目の『アモーレス・ペロス』で複数のストーリーが錯綜するあんなにも練りこまれた考え抜かれたストーリーを作り、しかもガエル・ガルシア・ベルナルというスターを本作から世界へと送り出したのだ。

© NeLU Okita

先日の受賞スピーチで2000年当時『アモーレス・ペロス』を完成させたが、映画は1ペニーも稼いでおらず、東京グランプリ受賞で賞金10万ドルを受け取り、そのお金があったお陰で大分、助けられたと感謝の気持ちを述べていた。

また『アモーレス・ペロス』は、黒澤明の代表作である『羅生門』からの影響が色濃く、ハビエル・バルデム主演の難病に侵された男の悲劇を描く『BIUTIFUL ビューティフル』(2010年)は、同じく黒澤作品『生きる』(1952年)からの影響があり、また『レヴェナント: 蘇えりし者』(2015年)は、映画史不朽の名作である黒澤作品『七人の侍』(1954年)から学んだともイニャリトゥ監督はスピーチで述べている。

また『バベル』(2006年)では、大胆な東京ロケも敢行、役所広司、菊地凛子といった俳優が参加し、当時大きな話題となった。菊地凛子が世界へと羽ばたいたのも本作がきっかけである。

プライベートでも家族を連れての日本旅行を今までに2度ほどしているそうで、ハリウッドで大成功を収めた今も日本に親近感を覚え、訪れたいという気持ちが強くあるのだそうだ。

そのイニャリトゥ監督は、メキシコ人であるという出自を忘れずに、たえず移民の問題や異文化間で巻き起こる出来事にフォーカスした作品を発表し続け、世界で評価を受けてきた。

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『バルド、偽りの記録と一握りの真実』より

最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は、『アモーレス・ペロス』以来、実に20年ぶりに祖国メキシコでの映画撮影となった。

それは、この20年間のキャリアで得てきたこと、その才能をもってしてもゲインできなかったこと、また失ったことへの思いを込めて、半ば自伝的でシュールな旅を故郷メキシコを主人公である映像作家が探索する夢のような物語として仕上げた。


『バルド、偽りの記録と一握りの真実』予告編

『バルド、偽りの記録と一握りの真実/Bardo: False Chronicle of a Handful of Truth』(2022年・メキシコ・2時間54分)
監督:
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
出演:
ダニエル・ヒメネス・カチョ、グリゼルダ・シシリアニ、ジミーナ・ラマドリッド、ヒューゴ・アルボォレス、アンドレス・アルメイダ、マール・カラーラ、ロブ・カヴァゾス 他
© 2022 Netflix Studios, LLC

2022年11月18日 一部劇場にて 全国公開!!
2022年12月16日 Netflixにて配信‼︎


Netflix『バルド、偽りの記録と一握りの真実』映画館で公開!

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Watch BARDO, False Chronicle of a Handful of Truths | Netflix Official Site

An acclaimed journalist and documentarian goes on an epic introspective journey to reconcile with the past, the present and his identity. Watch trailers & learn more.


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