待望のロック・ドキュメント『ザ・スパークス・ブラザース』
バンド歴50年、25枚のアルバムを創り上げたロック&ポップバンド、スパークス。彼ら兄弟が長年蒔いた音楽の種のお陰でどれだけの有名バンドやアーティストが育っていったことか・・・彼らの比類なき才能の軌跡を鬼才エドガー・ライト監督が紡ぐ!
Story:
1970年にロンとラッセルのメイル兄弟よって、ロサンゼルスで結成されたロック&ポップバンド、スパークス。
50年に渡り、25枚のアルバムを生み出し、変幻自在の音楽スタイルとビジュアルでロック&ポップの最前線を走り続けてきた。
最新の話題では、本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品となったレオス・カラックス監督の新作ミュージカル映画『アネット』の原案は、スパークスによるもの。
映画とも深い関わりがあるメイル兄弟が描いてきた音楽の軌跡を、自らの映画で使用する音楽にはこだわりのあるエドガー・ライト監督がドキュメント化!
スパークスから影響を受けたミュージシャンは、ビョーク、ニルヴァーナ、デペッシュ・モード、ザ・スミス、ニュー・オーダー、デュラン・デュラン、と数知れず。
スパークスと共犯関係にあり、音楽作りに関わってきた第一線で活躍してきたミュージシャン、そして、ライト監督ゆかりの俳優陣による未だ色褪せることのないスパークスの魅力証言により、このポップ・デュオの多大な音楽的功績を本作は明らかにしてゆく。
Behind The Inside:
レオス・カラックス監督最新作『アネット』はスパークスの原案
本年度カンヌ国際映画祭オープニングを飾り、見事、監督賞を受賞したレオス・カラックス監督によるミュージカル映画の原案をスパークスが担当。
元々、映画音楽を長年作ってきたスパークスにとって、これほど相応しい作品もない。
冒頭でレオス・カラックス監督や主演のアダム・ドライバー、マリオン・コティヤールも登場するスタイリッシュなPVもリリース。
本作『ザ・スパークス・ブラザース/The Sparks Brothers(原題)』で証言しているトッド・ラングレンとは、ロサンゼルスでの初期のバンド活動時代に世話になっている。
そのラングレンとも本作がきっかけとなり、再会を果たし、最新曲でコラボレーションしている。
その楽曲がこの『Todd Rundgren & Sparks – Your Fandango』
Your Fandango [Analog]
スパークスによるオリジナル・サウンドトラックもリリース!
The Sparks Brothers (Music From The Motion Picture)
Must Point:
グラムロック、パワーポップ、エレクトロニック・ダンス・ミュージックといったポップ・ミュージックの原石をスパークスのアルバム群の中から見つけ出すことができる。
誰もが知っている海外のお気に入りの有名バンド&ミュージシャンのお気に入りのロック&ポップデュオがスパークスであるという事実が本作を観るとよく理解できる。
洋楽の歴史を知る上でも欠くことのできない重要な音楽ドキュメンタリー映画。
『スパークス・ブラザーズ』2022年4月8日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
『ザ・スパークス・ブラザース/The Sparks Brothers(原題)』(2021年・イギリス・アメリカ・2時間20分)
監督:
エドガー・ライト
出演:
ロン・マイル、ラッセル・マイル、ベック、ジェーン・ウィードリン、クリスティ・ヘイドン、ディーン・メンタ、マイク・マイヤーズ、ジェイソン・シュワルツマン、フリー、トッド・ラングレン、フレッド・アーミセン、ジョルジオ・モロダー、アル・ヤンコビック、ニック・ローズ、ジョン・テイラー、スティーヴ・ジョーンズ、トニー・ヴィスコンティ 他
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2022年 4月8日全国公開‼
Universal Pictures Japan
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【更新】2022年2月27日