
名画で世界を救おうとした男の爽やかなリアル・ストーリー『ゴヤの名画と優しい泥棒』
イギリスを代表するオスカー俳優二大共演によるユーモアあふれる感動作!ロンドン・ナショナル・ギャラリーからゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた大事件。犯人は名画で世界を救おうとした⁉ タクシー運転手の人生を懸けた大勝負だった・・・⁉

Story:
毎年世界中から600万人以上が来館し、2300点以上の貴重なコレクションを誇るロンドン・ナショナル・ギャラリー。
1961年、そこで展示されていたフランシスコ・ゴヤの名画「ウェリントン侯爵」が60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)によって盗み出された事件。
それには珍事ともいえるオチがあった・・・。
孤独な高齢者にとってテレビを観ることが唯一の社会とのつながりであり、楽しみとなっていた時代。
犯人バントンは、国営放送BBCの受信料が負担となっている高齢者たちの生活を少しでも楽にしたいと思い、なんと彼らの肩代わりをするために盗んだ名画の身代金をいただこうと企てたのだった。
そして、事件には更に隠された真相があった・・・。
ロンドン中を感動の渦に巻き込んだバントンの優しい嘘とは一体なんだったのか?
Behind The Inside:
ゴヤの名画「ウェリントン侯爵」は007映画にも登場する⁉
007シリーズ最初の映画『007は殺しの番号』(1962年)で007の宿敵ドクター・ノオの屋敷に飾ってある名画「ウェリントン侯爵」は、この名画が実際に盗難にあったのが1961年で1965年までは見つからなかったために1962年製作の『007は殺しの番号』で実はドクターノオが盗んでいたというバッド・ジョークを映画本編中に仕掛けていた。
『ゴヤの名画と優しい泥棒』の劇中でも犯人のバントンとその妻ドロシー(ヘレン・ミレン)が映画館で『007は殺しの番号』を観るというシーンが皮肉たっぷりに描かれている。
『ゴヤの名画と優しい泥棒』2022年2月25日(金)公開、映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)
『ゴヤの名画と優しい泥棒/The Duke』(2020年・イギリス・1時間36分)
監督:
ロジャー・ミッシェル
出演:
ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド、アンナ・マックスウェル・マーティン、マシュー・グード 他
© 2020 PATHE PRODUCTIONS LIMITED
2022年2月25日 TOHO シネマズ シャンテ 他 全国公開‼
映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』オフィシャルサイト
PRODUCTION NOTES …
VOIDセレクト: ジム・ブロードベントおすすめ
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