名匠フランソワ・オゾンが描く、誰にでも訪れる死と残された家族との別れ。
もしもそれが安楽死だとしたら?最期の日を決めた父と娘たちの運命は想像を超えた結末へと向かってゆく。
全ての人々へ問いかける涙とユーモアあふれる感動の物語。
Story:
小説家のエマニュエル(ソフィー・マルソー)は、85歳の父アンドレ(アンドレ・デュソリエ)が脳卒中で倒れたという報せを受け病院へと駆けつける。
意識を取り戻した父は、身体の自由がきかないという現実が受け入れられず、人生を終わらせるのを手伝ってほしいとエマニュエルに頼む。
一方で、リハビリが功を奏し日に日に回復する父は、孫の発表会やお気に入りのレストランへ出かけ、生きる喜びを取り戻したかのように見えた。
だが、父はまるで楽しい旅行の日を決めるかのように、娘たちに別れの日を告げる・・・。
Behind The Inside:
オゾンの代表作『スイミング・プール』脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説の映画化
フランソワ・オゾンの代表作の1つである『スイミング・プール』の脚本家エマニュエル・ベルンエイムの自伝的小説を映画化しており、ソフィー・マルソーが演じる主人公の小説家エマニュエル・ベルンエイムは、その名の通り、脚本家その人である。
Awards:
- 第74回カンヌ国際映画祭:コンペティション部門正式出品作品
『すべてうまくいきますように/Everything Went Fine』(2021年・フランス・ベルギー・1時間53分)
監督:
フランソワ・オゾン
出演:
ソフィー・マルソー、アンドレ・デュソリエ、シャーロット・ランプリング、ジェラルディーヌ・ペラス、エリック・カラヴァカ 他
© 2021 MANDARIN PRODUCTION – FOZ – France 2 CINEMA – PLAYTIME PRODUCTION – SCOPE PICTURES
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