• HOME
  • Articles
  • BRAND NEW
  • 日本未公開のロシアの鬼才『セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選』
セルゲイ・ロズニツァ、セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選、ドキュメンタリー作家、国葬、スターリン

日本未公開のロシアの鬼才『セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選』


カンヌ国際映画祭で2冠!世界三大映画祭に近作10作品が全て出品されている知られざるドキュメンタリー作家、日本初公開!

©ATOMS & VOID / ©Imperativ Film

科学者としてウクライナの国立機関でAIの研究をしていたセルゲイ・ロズニツァはソ連崩壊後、モスクワの全ロシア映画大学へ入学し、その後、ドキュメンタリー映画作家としての活動を始める。

これまで21作のドキュメンタリーと4作品の長編ドキュメンタリーを発表してきた。

『セルゲイ・ロズニツァ“群衆”ドキュメンタリー3選』はロズニツァのこの数年間の作品群をセレクトしたドキュメンタリー。

様々な時代を突き動かしているのが「群衆」であり、時代の象徴が「顔」であることに気がつかせてくれる3作品が選ばれた。

人々を映すことで現代ロシアの心象風景を描いている。


『国葬』(2019年・オランダ・リトアニア・2時間15分)

国葬(字幕版)

1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイヴ・フィルムは、同時代の200名弱のカメラマンが撮影した、幻の未公開映画『偉大なる別れ』のフッテージだった。そのフィルムにはモスクワに安置された指導者の姿、周恩来など各国共産党と東側諸国の指導者の弔問、後の権力闘争の主役となるフルシチョフら政府首脳のスピーチ、そして、ヨ…

ソ連の独裁者スターリンの国葬を記録した貴重なアーカイブ映像を基に製作したドキュメンタリー。

ロズニツァ自らが“歴史に近づく行為”と云う手法であるアーカイヴァル映画(=歴史の埋もれた映像を探し出し時系列的に並べ、まるで歴史が動いているかのような編集で見せる表現方法。)で製作されている。


©ATOMS & VOID

『粛清裁判』(2018年・オランダ・ロシア・2時間3分)

粛清裁判(字幕版)

1930年、モスクワ。8名の有識者が西側諸国と結託しクーデターを企てた疑いで裁判にかけられる。この、いわゆる「産業党裁判」はスターリンによる見せしめ裁判で、90年前に撮影された法廷はソヴィエト最初期の発声映画『13日(「産業党」事件)』となった。だが、これはドキュメンタリーではなく架空の物語である- …

8人の有識者が西側諸国と結託してクーデターを企てた疑いで裁判にかけられた。

約90年前、スターリンによって行われた見せしめ裁判の記録映像を基に製作したドキュメンタリー。

権力によって人々が扇動され、独裁政権が形作られてゆく様子が描かれる。

©ATOMS & VOID

『アウステルリッツ』(2016年・ドイツ・1時間34分)

アウステルリッツ(字幕版)

ベルリン郊外。真夏の陽光を背に吸い寄せられるように群衆が門を潜っていく。”Cool Story Bro”とプリントされたTシャツを着る青年。辺り構わずスマートフォンで記念撮影をする家族。誰かの消し忘れた携帯からはベートーヴェン交響曲第五番「運命」の着信音が鳴り響く。ここは第二次世界大戦中にホロコーストで多くのユダヤ人が虐殺された元強制収容所だ- …

人類は過去の過ちを忘却することで劣化してゆくという愚かさ

戦後75年を経て、記憶を社会で共有し未来へつなげる試みはツーリズムと化していた。

ホロコーストの舞台となった元強制収容所を観光するダークツーリズムを題材に描いたシニカルなドキュメンタリー。

©Imperativ Film

【Trailer】11/14(土)3作品一挙公開!!『セルゲイ・ロズニツァ《群衆》ドキュメンタリー3選』公式予告編

『群衆』(2019)、『粛清裁判』(2018)、『アウステルリッツ』(2016)3作品一挙公開!! 11/14(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国劇場公開!! www.sunny-film/sergeiloznitsa <カンヌ国際映画祭で二冠、近作10作品すべてが世界三大映画祭に選出されている日本未公開の鬼才セルゲイ・ロズニツァ待望の日本初公開!!> …

『セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選』予告編

『セルゲイ・ロズニツァ『群衆』ドキュメンタリー3選』
監督:セルゲイ・ロズニツァ
©ATOMS & VOID / ©Imperativ Film



【更新】2023年2月28日


VOID RECOMMENDS