平和だったはずの村で起きていた女性たちへのレイプ事件は、実は村の男性たちによるものだった! 事実を知った女性たちは、男性たちが留守の間に今後の相談をするため屋根裏部屋に集まるのだが、話し合いは多岐に渡ってゆく・・・。 ボリビアで実際に起きたシリアル・レイプ事件を題材に、舞台を架空の場所に置き換え、性被害に遭った女性たちの真剣な話し合いを描いてゆく。 © 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved. Story: 2010年、人里離れた土地で自給自足で暮らす架空のコミュニティ。
その村では非暴力を謳う平和主義のメノー派のキリスト教徒たちが生活している。
だが、村では度々、女性たちが何者かにレイプされる事件が起きていた。
それは悪魔の仕業、作り話などと男性たちに言われ続けてきたが、男たちが女性たちに薬を盛り、意識を失っている間にレイプしていたことが明るみにでる。
男性たちが街へ出かけている二日間の間、女性たちは話し合いのために屋根裏部屋に集合する。
今後の対応策を練るが、議論は信仰や赦しの問題にまで広がってゆくのだった。
この村の平和、そして、コミュニティの未来はどうなってゆくのか?
Behind The Inside: 絶望に埋没したかのような暗澹たる世界観 原作は南米のボリビアで実際に起きたシリアル・レイプ事件をベースに執筆されたミリアム・トーズの2018年発表の同名小説。
Women Talking: The Oscar-winning film starring Rooney Mara, Jessie Buckley and Claire Foy (English Edition) [Kindle edition] by Toews, Miriam. Download it once and read it on your Kindle device, PC, phones or tablets. Use features like bookmarks, note taking and highlighting while reading Women T…
実際の事件はボリビアであったが、映画化された本作では場所は曖昧にされている。
登場人物たちは皆、イギリス訛りが入ったアメリカ英語であるカナダ英語を話すが、村の様子は昔のアメリカ南部の雰囲気そのものである。
2010年であるのに古色蒼然としたその設定は、ピーター・ウィアー監督、ハリソン・フォード主演のアーミッシュの人々を巻き込むサスペンス『刑事ジョン・ブック 目撃者』(1985年)やM・ナイト・シャマランのゲーテッド・コミュニティを描いた『ヴィレッジ』(2004年)といった作品世界を思い起こさせる。
本作ではシリアル・レイプ事件とそれに立ち向かう女性たちという衝撃的なプロットを動かすための大事な背景として機能させている。
また監督のサラ・ポーリーは、本作の絶望に埋没したかのような暗澹たる世界観を表現すべく、カラーグレーディングに依って、画面を限りなくモノクロに近い褪せた色合いの世界を作り上げたという。
第95回アカデミー賞®脚色賞受賞!! 赦すか、闘うか、それとも去るか―― 2010年、自給自足で生活するキリスト教一派の村で起きた連続レイプ事件。 これまで女性たちはそれを「悪魔の仕業」「作り話」である、と男性たちによって否定されていたが、ある日それが実際に犯罪だったことが明らかになる。タイムリミットは男性たちが街へと出かけている2日間。緊迫感のなか、尊厳を奪われた彼女たちは自らの未来を懸けた話し合いを行う―。 監督・脚本: サラ・ポーリー キャスト:ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド ほか 製作:デデ・ガードナー、ジェレミー・クライナー、フランシス・マクドーマンド 製作総指揮:ブラッド・ピット、リン・ルチベッロ=ブランカテッラ、エミリー・ジェイド・フォーリー 原作:ミリアム・トウズ(「WOMEN TALKING」) 配給:パルコ ユニバーサル映画 © 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved. 公式サイト:https://womentalking-movie.jp/ 公式Twitter:https://twitter.com/womentalking_jp #サラポーリー #ルーニーマーラ #クレアフォイ #ジェシーバックリー #ベンウィショー #フランシスマクドーマンド #アカデミー賞 #oscars #womentalking
『ウーマン・トーキング 私たちの選択』予告編 Under The Film: サラ・ポーリーにとって実に10年ぶりの監督最新作 4歳の時から子役として俳優生活を送ってきたカナダ出身の女優であり、映画監督のサラ・ポーリー。
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アトム・エゴヤン監督の名作『スウィート ヒアアフター』でのバス転落事故で後遺症に悩む車椅子の少女役で注目された。
その後も女優として、主にインディーズ作品を活動の場としてきた。
余命2ヶ月の宣告を受けた女性のある行動を描く『死ぬまでにしたい10のこと』(2003年)は、日本でもよく知られたヒット作である。
アンは23歳。家族は失業中の夫と2人の娘。すぐ側にママも住んでいる。パパはもう10年も刑務所にいる。ある日突然、腹痛に倒れて病院で検査を受けると、「あと2ヶ月の命」と宣告される。家族にも誰にも話さない。そう決めたアンは、深夜のカフェで独り、「死ぬまでにしたいこと」リストを作る。それは10項目のリストになった。その日から始まったアンの死ぬための準備。それは同じことの繰り返しだった毎日を生き生き…
2006年に『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で監督デビューを果たしたが、2010年以降、女優活動が立ち消えたのは、サラ自身、16歳の時に性的暴行を受けた経験があり、ハリウッドでの女性の扱いには問題があるとしている。
本作は、サラ自身もまた『ウーマン・トーキング』の女性たちと同様、性被害に遭った者の一人なのだという強いメッセージを内包しているのだ。
Awards: 第95回アカデミー賞:脚色賞・サラ・ポーリー 全米映画俳優組合賞・ノミネート:全米映画俳優組合賞キャスト賞 アメリカン・フィルム・インスティチュート賞:今年の映画 ボストン映画批評家協会賞:最優秀アンサンブル・キャスト賞 シカゴ映画批評家協会賞:脚色賞・サラ・ポーリー、ミリアム・トーズ クリティクス・チョイス・アワード:脚色賞・サラ・ポーリー ナショナル・ボード・オブ・レビュー:今年10本、最優秀アンサンブル・キャスト賞 ニューヨーク映画批評家協会賞・オンライン:今年の10本 周囲から隔絶された宗教コミュニティーの女性たちは、自分自身と子供たちのためにより良い世界を構築するべく、前進する方法を考えている。コミュニティーに残って闘うか、去るか。あるいは何もしないのか。
『ウーマン・トーキング 私たちの選択/Woman Talking』(2022年・アメリカ・1時間44分) 監督: サラ・ポーリー 出演: ルーニー・マーラ、クレア・フォイ、ジェシー・バックリー、ベン・ウィショー、フランシス・マクドーマンド 他 © 2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.
Reels: 実在した世界一のほらふき男爵、バロン・フォン・ミュンヒハウゼンをモデルに、月、地底、海への奇想天外な夢の旅を映像化したユーモアたっぷりの冒険物語。 バロンは空想好きな10歳の娘、サリーに励まされ、トルコ軍の占領下にあるドイツの町を救うために、不思議な力を持つ4人の仲間を捜しに気球に乗って出発するが・・・。
LAとラスベガスのアンダーワールドを舞台に繰り広げられるクリスマス・イブの24時間。マルチ商法から、タントラ教のセック、果ては即席ドラッグ・ディーラーまでやりたい放題。3組の若者は手に負えない事件に巻き込まれていく。型破りな構造が斬新なノン・ストップ・クライム・ムービー。
看護婦のアナは一日の仕事を終え、愛する夫ルイスが待つ自宅へ。彼らが幸せな朝を迎えたそのとき、寝室には隣家の少女ヴィヴィアンの姿があった。それが本物の悪夢の始まりだった…。
落ちぶれた往年の西部劇スター、ハワードは撮影現場を逃げ出し、久々に故郷を訪れる。そこで30年ぶりに再会した母から、20数年前に彼の子どもを身籠った女性から連絡があったと聞かされる。その事実を確かめるため、デビュー作の撮影地モンタナ州ビュートへ向かったハワードは、当時関係を持った地元のウェイトレスのドリーンと再会。さらに、そのバーでロックを歌っているアールが、自分の息子であることを知るのだが…。Copyright (c) 2005 REVERSE ANGLE PRODUCTION GmbH and REVERSE ANGLE INTERNATIONAL GmbH All rights reserved
自国の内紛に巻き込まれた心の傷を隠し、絶望し生きるハンナ。辛い記憶が溢れぬよう、誰とも口をきかず、規則化した毎日を繰り返していた。そんなハンナに、会社は休暇をとるよう言い渡す。戸惑いを隠せないハンナは、偶然急募していた看護士の仕事を引き受け、海上に浮かぶ油田発掘所にいくことに。海の孤島と化した閉ざされた建物には火傷で重症を追ったジョセフのほか、それぞれに秘密を抱えた人たちがいた。ここでも、一…
2092年、世の中は、化学の力で細胞が永久再生される不死の世界となっていた。永久再生化をほどこしていない唯一の死ぬことのできる人間であるニモは、118歳の誕生日を目前にしていた。メディカル・ステーションのニモの姿は生中継されていて、全世界が人間の死にゆく様子に注目していた。そんなとき、1人の新聞記者がやってきてニモに質問をする。「人間が”不死”となる前の世界は?」ニモは、少しずつ過去をさかのぼっていく――。(C)2009 PAN-EUROPEENNE – MR NOBODY DEUTSCHLAND GmbH – 6515291CANADA INC – TOTO&CO FILMS – FRANCE 2 CINEMA – FRANCE 3 CINEMA
科学者の夫婦、クライヴとエルサは禁断の実験に身を投じてしてまう-それは、人間と動物のDNAを配合して、”新生命体”を創り出すこと・・・実験は成功し、二人は誕生した”新生命体”にドレンと名付け秘密裏に育てていく。ドレンは急速に美しい女性に成長するが、彼女の進化は止まらず、手に負えないモンスターと化してしまう。そして、彼女を抹殺しようとした二人は、逆にドレンの恐るべき目的に巻き込まれていく・・・…
Reload: 解体が近づくソウルのマンモス団地に暮らす250匹の野良猫たちのために何とかして次の住処を探すため、団地に住む作家、イラストレーター、写真家など女性が中心となって 、トゥンチョン団地猫の幸せ移住計画クラブが発足し、お引越し大作戦が始まった!
日本の陶器の修復技法”金継ぎ”に着想を得て、ジョージアの伝説的な女性監督ラナ・ゴゴベリゼによるソヴィエト連邦下の辛い記憶、過去の壊れた出来事の修復をはかる人々を描く美しくも心休まるヒューマン・ドラマ。
痛みに満ちたセクシュアリティの衝撃作!『チタン/Titane(原題)』ジェーン・カンピオン監督に続く女性監督ジュリア・デュクルノーによるカンヌ映画祭・パルム・ドール賞受賞作! ジェンダーの痛みやセクシュアリティの解放を激しい暴力描写で描いた問題作!
Mee Too問題に発展した事件をモデルに女性のジェンダー、人権、働き方について鋭く突きつける‼ 『ジ・アシスタント/The Assistant(原題)』映画界で大物製作者のアシスタントという職にありつけたジェーンだったが、彼女の心は日常的な職務で受けるありとあらゆる迫害に崩壊し始める….。