史上最も有名な血塗られたギャングスター アル・カポネ、語られることのなかった自らの幻影に苛まれる暗黒街の王の姿を描いた衝撃の実話
Story:
1940年代、10年間の刑務所生活を終えて出所したアル・カポネ。
フロリダの大邸宅で家族や友人に囲まれながらひっそりと暮らしていたが、かつてのカリスマ性はすっかり失われ、ひどく認知症が進み、自らの影に怯えていた。
一方、FBIのクロフォード捜査官は執拗な監視を続けていた。
カポネは現実と悪夢の狭間で奇行を繰り返すようになっていく。
Behind The Inside:
ストリーミング配信のみでも2億円のスマッシュヒット!
本作は最晩年の暗黒街の王の姿をトム・ハーディ(『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015年)『ダークナイト ライジング』(2012年))が鬼気迫る演技で描いた伝記映画。
映画館での劇場公開を目指していたが新型コロナ感染拡大のため、2020年5月12日よりストリーミング公開となったにも関わらずスマッシュヒットして2億円以上を稼ぎ出している。
Must Point:
トム・ハーディにとって因縁深い出演作となった
アル・カポネはマシンガンを多用する血塗られた激しい抗争癖から自らの頬にも傷を負っており、それが故、スカーフェイスというあだ名がある。
トム・ハーディにとって、禁酒法時代の暗黒街の顔役アル・カポネ役は、デヴィッド・イェーツ監督作『Ciero』で演じるハズだったが、映画化されることはなかった。
奇しくも巡ってきた2度目のチャンスをハーディは全力で演じ切った。
共演のマット・ディロンがカポネに大きな影響を与えたイタリアン・マフィアの幹部であり、よき夫でもあったジョニー・トーリオを演じている。
『カポネCapone』(2020年・アメリカ・1時間43分)
監督:
ジョシュ・トランク
出演:
トム・ハーディ、マット・ディロン、カイル・マクラクラン、リンダ・カーデリーニ、ジャック・ロウデン、ノエル・フィッシャー 他
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【更新】2022年10月14日