アメリカ製の着せ替え人形の元祖、バービー・ドール。
その歴史は64年前に始まった。
本作は『レディ・バード』、『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のグレタ・ガーウィグ監督による大胆な実写映像化。
完璧だったはずのバービーたちが暮らすバービーランドでの異変をきっかけに人間の世界へと旅立つことになるバービー(マーゴット・ロビー)とケン(ライアン・ゴズリング)のファンタスティックな大冒険を描く。
Story:
一面、蛍光ピンク色に染まった夢のような世界「バービーランド」。
そこは、おしゃれが大好きなバービーたちと素敵なケンたちにとって、何も悩むことのない最高にハッピーで完璧な世界であった。
だがある日突然、バービー(マーゴット・ロビー)の身体に異変が起こる。
空も飛べなくなり、自由にできたことができなくなり、生活が不自由になったのだ。
困り果てたバービーは、世界を知るという風変わりなバービー(ケイト・マッキノン)に導かれ、人間の世界へと旅立つ。
旅の友は、たまたま車に乗り合わせたケン(ライアン・ゴズリング)。
そして人間の街、ロサンゼルスに辿り着いた二人は人々から好奇の目で見られ、トラブルだらけの珍道中が繰り広げられる。
はたして、バービーとケンは、世界の秘密を見つけ出すことができるのだろうか?
Behind The Inside:
マーゴット・ロビーにとって、ドリーム・カムズ・トゥルーとなった実写映画化
子供時代、クリスマスにはバービー・ドリームハウスをプレゼントしてもらったというほどバービー人形と遊んできたマーゴット・ロビーにとって、バービー・ドールの実写映画にバービー役で主演することはまさに夢がかなったといえるだろう。
マーゴットは、監督のグレタにバービーハウスのベッドルームから階下のプールへ直接、降りられる滑り台を撮影セットに追加することをおねだりしたという。
また世界中でサプライ・チェーンの問題が起こったコロナ禍での撮影だったこともあり、蛍光ピンク一色のバービーランドのセットを作るために使用した大手ペンキ会社ロスコが抱える在庫の蛍光ピンクを全て使い切ったそうで、一時は入荷待ちの売り切れ状態となったという。
『バービー/Barbie』(2023年・イギリス・アメリカ・1時間54分)
監督:
グレタ・ガーウィグ
出演:
マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ハリ・ネフ、アリアナ・グリーンブラット、キャロライン・ワイルド、ジョン・シナ、デュア・リパ、エマ・マッキー、ウィル・フェレル、マイケル・セラ、ニコラ・コクラン、シム・リウ、ケイト・マッキノン、イッサ・レイ、エメラルド・フェネル、ヘレン・ミレン(ナレーション)他
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Reels:
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