そこは楽園か、地獄か？ サイコロジカル・スリラー『ドント・ウォーリー・ダーリン』

女優であり、監督業にも進境著しいオリヴィア・ワイルド最新作！グラマラスな1950年代アメリカの桃源郷のようなデザートの町で密かに行われている恐るべき極秘実験の謎。主演に『ミッドサマー』の絶叫女優フローレンス・ピューを得て描くスタイリッシュな意欲作！

Story:

1950年代、経済は上向きの楽観主義的気分で包まれているアメリカ。

アリス・チェンバース（フローレンス・ピュー）とジャック・チェンバース（ハリー・スタイルズ）は、デザート地帯にある理想を形にしたようなユートピアの町、ヴィクトリーで幸せに暮らしている。

だがそこは、一見幸せそうなコミュニティとは裏腹に謎めいたヴィクトリー・プロジェクトという極秘実験を進める場でもあった。

夫たちは、ヴィクトリー・プロジェクトのヘッドクォーターで”新素材”を開発するために日夜働き、妻たちは、美の追求と贅沢にふける生活を送っていた。

完璧なライフスタイルに思えた生活であったが、皆、その町の教祖のような存在、フランク（クリス・パイン）の言いなりに生活していた。

そして、ただ一人アリスだけが何かがおかしいと気づき始める・・・。

彼女のこの町に対する疑問は次第に膨らみ始め、予期せぬことがアリスの身の回りで起き始めるのだった・・・。

Behind The Inside:

波乱含みだったが、結果オーライのナイス・キャスティング

ジャック役はシャイア・ラブーフが演じることになっていたが、他キャストへの傍若無人な振る舞いを見かねた監督のオリヴィアがシャイアを降板。現在はオリヴィアの実生活でのパートナーであり、ミュージシャンでもある俳優業も多忙なハリー・スタイルズがキャストされた。

主演のアリス役は、映画企画当初はオリヴィア・ワイルド自身が演じる予定だったが、『ミッドサマー』（2019年）でのフローレンス・ピューの強烈な演技を観たオリヴィアが、フローレンスに依頼することにしたという。

Awards：

• ハリウッド批評家協会賞：最も期待される作品（2022年度中期）・ノミネート

『ドント・ウォーリー・ダーリン/Don’t Worry Darling』（2022年・アメリカ・2時間2分）
監督：
オリヴィア・ワイルド
出演：
フローレンス・ピュー、ハリー・スタイルズ、オリヴィア・ワイルド、クリス・パイン、ジェンマ・チャン、キキ・レイン、ニック・クロール、他
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Reels:

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