世界最強のスパイ、イーサン・ハントの人生最終章の幕開け!『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』
IMFエージェント、イーサン・ハントに与えられた最も過酷な究極のミッション。
それは、仲間を一人も失わずに全人類を脅かす新兵器が悪の手に渡る前に奪取すること。
本作では、第1作に遡るキャラクターも登場し、イーサン・ハントにとって、抗うことのできない謎めいた過去と対峙せざるを得なくなる。
『ミッション・インポッシブル』シリーズを締めくくる最終章は、PART ONEとPART TWOに分かれる。
トム・クルーズがイーサン・ハントを演じるのは、PART TWOで最後となる。
MIシリーズ、そして俳優トム・クルーズにとって、最高の作品とするべく、膨大な製作費をかけ、緻密なストーリーと今まで以上に激しいスタント・アクションも披露したPART ONEは、シリーズ最長の2時間43分。
PART TWOで一体、どんなことがスクリーン上で起きるのか?
すでに待ち遠しくて仕方がない。
Story:
IMFエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)に与えられた新たなミッションは、全人類を脅かす新兵器が悪の組織に渡る前にIMFチームで奪取すること。
イーサンの前に昔の上司であるIMF元理事ユージーン・キトリッジ(ヘンリー・ツェニー)が現れる。
ユージーンはこれまで不可能なミッションを遂行してきたイーサンたちの勇敢な行いは果たして本当に正しいことであったのか?と謎めいた揺さぶりをかける。
そして、抗うことのできない過去と向き合いながらもイーサンは世界各地でIMFチームと共に命を賭けた激しい攻防を繰り広げる。
どんな犠牲を払ってでも今回のミッションは成功させなければならない・・・。
だが、イーサンは、一人の仲間も失いたくなかった。
やがて不可能なミッション完遂のためのシリーズ史上最大の決断の時が迫り来る。
Behind The Inside:
シリーズ最高額の製作費を賭けたトム・クルーズの俳優キャリアの総決算的な作品
ブライアン・デ・パルマが監督したシリーズ第1作にして、今もスパイ映画として傑作と呼び声が高い『ミッション:インポッシブル』(1996年)。
あれから27年後の2023年に第7作目『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE』が公開となる。
2023年の7月12日がトムの61歳の誕生日であり、撮影中から被り続けた相次いだコロナ禍による撮影延期やトム主演の『トップガン マーヴェリック』との公開時期の調整で公開延期となったが、俳優として輝かしいキャリアを積んできたトムの61歳のバースデーに合わせた公開時期となったようだ。
2024年公開予定の『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART TWO』にて、トムが扮してきたIMFエージェント、イーサン・ハントが主人公のミッション・シリーズは終焉となるとトムは公言している。
振り返れば、『ミッション:インポッシブル』(1996年)に出演していたジム・フェルプスを演じたジョン・ヴォイトは当時57歳であった。
最新作でのトムは、59歳の年から撮影を始め、61歳で公開となった。
隔世の感を感じるし、ミッション・シリーズが全8作で終焉(予定)とはいえ、いかにロング・ライフであったのか、そして、トム・クルーズの想像以上に逞しい若さを痛感させてくれる。
ちなみにトムと第1作から共演し続けている俳優が一人だけいる。
それは、IMFの仲間、ハッカーのルーサー・スティッケル役のヴィング・レイムス(64歳)である。
『ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE/Mission: Impossible – Dead Reckoning Part One』(2023年・アメリカ・2時間43分)
監督:
クリストファー・マッカリー
出演:
トム・クルーズ、レベッカ・ファーガソン、ヘイリー・アトウェル、ポム・クレメンティエフ、ヴァネッサ・カービー、サイモン・ペッグ、シェー・ウィガム、ケイリー・エルウィス、ヴィング・レイムス、イーサイ・モラレス、ヘンリー・ツェニー 他
© 2023 PARAMOUNT PICTURES.