Happy Birthday to エイミー・アダムス
今日、8月20日は、女優エイミー・アダムスの46歳のお誕生日です。
イタリア生まれ、アメリカ育ちのエイミーは、11歳の時、両親が離婚、高校卒業後にバレリーナになることを諦め、GAPの店員やフーターズでのバイトで生活をし、エンターテイメント・レストランでダンサーの職に就きます。
その後オーディションに受かり、1999年に映画デビューを果たしますが、大勢の女性陣の中の一人という端役でした。
チャンスが訪れたのは、レオナルド・ディカプリオ主演スティーブン・スピルバーグ監督作『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』(2002年)での主人公の詐欺師を演じたディカプリオの恋人役でしたが、ほとんど記憶に残らない野暮ったい役どころと揶揄されたりしました。
スピルバーグ作品に出たにも拘わらず、その後は鳴かず飛ばずで、NYで演技の勉強をやり直そうとしていた時に出演したインディーズ映画『JUNEBUG』(2005年)で俄然、注目されます。そして『魔法にかけられて』(2007年)から始まるキャリアの素晴らしさは目を見張るばかり。
長い下積み時代、3タイプしか演じ分けられないエイミーは自分の欠点を見つめ直し、オーディションを受けながら役者としての技術を磨き続けたと言います。例えば、指示があれば、その場で直ぐに泣き出すなどはお手の物なのだそうです。
物議を醸した映画『アメリカン・ハッスル』(2013年)以来、近年のエイミーはフェミニズムについて多くを学び、女性の権利向上について応援したいと考えています。
思慮深く、良識的で繊細な印象のよき家庭人でもあるエイミー・アダムス、
待機中の主演最新作『Woman In The Window』を楽しみにしています。