オンラインで29本一挙上映『イタリア映画祭2020 / Festival del Cinema Italiano 2020』
2001年から始まり今年で20回目を迎える『イタリア映画祭 2020』。
今年はリアル上映とオンライン上映のデュアル開催となった
リアル上映は、東京・九段下、イタリア文化会館アニェッリホールにて11月13日・14日の両日、トークショーを交えながら無料にて上映が行われた。
オンライン上映は、11月20日~12月20日までの1ヶ月間限定で有料にて上映が行われる。
新作から名優、コメディといったセグメントに分けられた作品群やカンヌ国際映画祭で注目された作家による作品 他、短編作品など全29作品がオンライン上映される。
日本国内では観ることが叶わない作品が多数ラインアップされているので、
是非、この機会にご覧ください。
新作
観覧料金:1,200円/ストリーミング期間72時間
『幸運の女神』(2019年・1時間54分)
監督:フェルザン・オズペテク
出演:ステファノ・アッコルシ、エドアルド・レオ、ジャズミン・トリンカ
倦怠期を迎え危機的関係に陥った中年カップルの下に親友の子供たちがやってきたことから二人の関係が変わり始める。
昨年のクリスマスに公開され、大ヒット!ジャズミン・トリンカがダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞(イタリア・アカデミー賞)で主演女優賞を受賞
『オール・マイ・クレイジー・ラブ』(2019年・1時間37分)
監督:ガブリエーレ・サルヴァトーレス
出演:クラウディオ・サンタマリア、ヴァレリア・ゴリーノ、ディエゴ・アバタントゥオーノ
アカデミー賞受賞監督のガブリエーレ・サルヴァトーレス(『エーゲ海の天使』)最新作は、奔放な父と自閉症の息子の愛情あふれるロードムービー
16年ぶりに息子のヴィンセントに会いに行くことになる父親でウェディングシンガーのウィリはひょんなことから息子と冒険の旅に出ることになる。
きっと大丈夫(2020年・1時間41分)
監督:フランチェスコ・ブルーニ
出演:キム・ロッシ・スチュアート、ロレンツァ・インドヴィーナ、バルバラ・ロンキ
ユーモラスな作風で知られるフランチェスコ・ブルーニ監督(『ブルーノのしあわせガイド』)の最新作は、キム・ロッシ・スチュアート(『家の鍵』)主演、ローマ国際映画祭クロージング上映作品。
次回作も決まらない冴えない映画監督ブルーノは離婚したばかり、父親としても不合格の烙印を押された上、白血病にかかっていることを知る。
果たして彼の人生はこのまま落ち込んでいくのか?
他、イタリアを代表する女優マルゲリータ・ブイの代表作3本『無邪気な妖精たち』(2001年)、『まっさらな光のもとで』(2009年)、『私と彼女』(2009年)、『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』(2015年)、『マーティン・エデン』(2019年)のルカ・マリネッリの代表作2本『来る日も来る日も』(2012年)、『イタリアの父』(2017年)、他、俳優、コメディ、新人監督作、短編映画といったセグメントでの作品ラインアップがあります。
詳しい上映作品と上映料金、スケジュールはイタリア映画祭2020のオフィシャルサイトをご覧ください。
イタリア映画祭2020
ここでしか見られない作品をそろえました 好きなときに全国どこからでも見られます コメディー、新作、俳優などお好みに合わせて 名匠オズペテク、アカデミー賞監督のサルヴァトーレス、映画祭常連のブルーニ。三者三様の新作をご堪能ください。 …