
スターは辛いぜ!ニコラス・ケイジが架空の本人として狂演?『マッシブ・タレント』
ニコラス・ケイジが金に困ってつい儲け話に乗ったばかりに、とんだドタバタ・アクション・コメディに発展してゆく・・・ 久しぶりにニック・ケイジ節全開の超傑作コメディ‼︎

Story:
ビッグ・スター、ニコラス・ケイジ(ニコラス・ケイジ)は、実は金に困っていた。
ある日、ニックの大ファンと称する謎の億万長者ジャヴィ・ギテレッツ(ペドロ・パスカル)のバースデー・パーティに出席すれば、100万ドルもらえるという濡れ手で粟のウマい話につい飛びついてしまう。
ところが、その億万長者ジャヴィは、麻薬で財を成した麻薬王だったのだ・・・。
ジャヴィをマークしていたCIAのエージェント、ヴィヴィアン(ティファニー・ハディッシュ)は、ジャヴィ検挙のためにニックをスパイとして雇い入れたことから、事は騒動に発展してゆく・・・。
愛する家族の身の安全のため、ニックは今まで演じてきた最も有名な役どころを再び演じなくてはならなくなるのだった。
ニコラス・ケイジがニコラス・ケイジ本人を演じることから巻き起こる抱腹絶倒のアクション・コメディが爆誕した!
Behind The Inside:
よく似た企画を断り続けたニックが飛びついた太鼓判を押す面白さ!
実生活で一番稼げなかった時期でも25億円の資産があったというニックだが、実際に金に困る事はあったという。
実は過去に何度か、それなりにお金に困ったこともあったという彼が本人として登場する映画企画を全てつまらないと断ってきたニックだったが、痛快な脚本を書いた監督のトム・ゴーミカンの才能に惚れ込んで出演を快諾したという。
Must Point:
ニコラス・ケイジ出演の名作映画のワンシーンが再現される⁉︎
本作の中で、ニックが演じてきた代表作『リービング・ラスベガス』(1995年)、『フェイス/オフ』(1997年)、『コン・エアー』(1997年)、『60セカンズ』(2000年)といった名作のワン・シーンがパロディとして再現されているというから、これは楽しみである。
『マッシブ・タレント/The Unbearable Weight of Massive Talent』(2022年・アメリカ・1時間45分)
監督:
トム・ゴーミカン
出演:
ニコラス・ケイジ、ペドロ・パスカル、ティファニー・ハディッシュ、シャロン・ホーガン、パコ・レオン 、ニール・パトリック・ハリス、リリー・モー・シーン、アレッサンドラ・マストロナルディ、ジェイコブ・スキピオ、カトリン・ヴァニュコヴァ、デミ・ムーア、アンナ・マクドナルド 他
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