Happy Birthday to ロバート・デ・ニーロ
本日8月17日は俳優ロバート・デ・ニーロの77歳のお誕生日です。
NY、グリニッジ・ヴィレッジ出身、ステラ・アドラー門下生の後に名門アクターズ・スタジオへ通い長年に渡って同じくNY育ちのマーティン・スコセッシ監督とタッグを組み、代表作『タクシードライバー』(1976年)『レイジング・ブル』(1980年)『グッド・フェローズ』(1990年)を筆頭に数々の名作を世に送り出してきました。昨年も互いにレジェンドといえる盟友アル・パチーノと共にスコセッシ監督の下『アイリッシュマン』(2019年)で再タッグを組みました。
その昔ケネス・ブラナーが監督した『フランケンシュタイン』(1994年)で来日した時、映画情報番組の単独インタビューで「当番組のアメリカ人レビュワラーの二人組がこの作品に0点を付けました」と自分が伝えたところ、困ったようなまぁ、しゃあないなといった同じ表情をしていました。当時からマスコミ嫌いで知られた方だったので内心ビクビクものでしたが特に怒ることもなく。
その頃から名優と謳われた人だけど、作品内容は勿論大事なのでしょうが、ギャラのために映画に出ることもあるのかもしれないと思い始めたものです。
今でこそ多くのコメディ映画に出たり、また9・11のアメリカ同時多発テロ以降、我が街NY復興のために始めたトライベッカ映画祭を主催したりと人としての大きさ、偉大さを感じるようになりました。
これからも益々のご活躍、素晴らしい出演作品、また監督作も楽しみにしています。